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【北海道・松前城】土方歳三が攻め落とした、日本最後の近世城郭

お城

過去に訪れたお城を紹介します。

北海道松前郡の松前城です。

松前城は1849年に外国船に備えて築城されてた城です。

海に向けて砲台を7基設置し防備を固めましたが、旧幕府方の土方歳三に背後から攻められ落城しました。

現在では本丸御門が現存、天守閣が再建されています。

松前城

所在地:北海道松前郡松前町字松城144

城 主:松前氏

日本100名城スタンプ場所:松前城資料館(復興天守)施設内

松前城のやや南側無料の駐車場があります。

お城に最も近く20台駐車する事が出来ます。

まず最初にお城の東側の天神坂へ向かいます。

天神坂

天神坂は三の丸へ入る為の入口で、つづら折れの坂道になっています。

石垣も積まれていて風情がある坂道です。

天神坂を登り切ると、天神坂門があります。

天神坂門

天神坂門は、2002年に木造で復元された高麗門です。

門扉に鉄板(銅板?)が貼り付けられていて、格好いいですね。

両側の石垣は亀甲積みでしょうか。ほとんど隙間がなく切込接ぎに近いですね。

幕末に築城されたお城なので、石の加工技術が成熟しています。

天神坂門を通ると、三の丸です。

三の丸・外堀

三の丸には、海へ向けて砲台(台場)が7基設置されていました。

松前城は外国船の脅威に備えて築城された為、海側への防備を強めています。

また、当時は番所や鉄砲置き場等の建物もあったようです。

外堀を越えると、搦め手二ノ門前の広場になります。

搦手二ノ門前

搦手二ノ門前からは天守閣が見えます。

広場の中央に三本松土居があります。

丸く石垣で囲まれた中に松が植えられています。

土塁と景観の両方の役目があるのでしょうか。

搦手二ノ門

搦手二ノ門は2000年に木造で復元された高麗門です。

搦手から二の丸へ至る重要な門です。

こちらも門扉に銅板が貼り付けられています。

門の周りは塀で囲まれ、狭間も切られているので、厳重に守られていますね。

搦手二ノ門通過し、真っ直ぐ進むと本丸御門と天守閣が見えてきます。

本丸御門(重要文化財)と天守閣

ここからは、本丸御門と天守閣がいっぺんに見ることが出来ます。

本丸御門は現存の櫓門で、北海道で優一の城門で重要文化財に指定されています。

切妻造りの屋根となっているのが特徴的です。

本丸御門を支える石垣は切込接ぎで隙間なく積まれています。

天守閣は層塔型の三重櫓で、当時の天守は1949年に火事で焼失しています。

現在の天守は1960年に再建さえたものになります。

天守閣の石垣には、旧幕府軍との戦いの時に付いた弾痕の跡があります。

戊申戦争の激戦を現在に伝えていますね。

天守閣からの眺望

天守閣の内部は資料館になっています。

松前藩とアイヌの展示がされていて、とても興味深いものでした。

天守閣最上階からは津軽海峡の海を見ることが出来ます。

本丸表御殿玄関(北海道指定有形文化財)

本丸御門の近くには、本丸御殿の玄関が移築されています。

この本丸御殿の玄関が昭和57年まで、小学校の正面玄関として利用されていました。

小学校の玄関が、御殿の玄関とは豪華ですね。

本丸水堀

本丸と二の丸を隔てる水堀があります。

以前は埋め立てられていましたが、復元されました。

水面に松前城の天守閣が映るので、趣があります。

ここからの天守閣の写真も良いですね。

本丸から見た天守閣と本丸御門(重要文化財)

本丸はかなり広い郭です。

層塔型の天守閣全体を見ることが出来ます。

最上階にしか破風が無いので無機質な印象ですが、鯱が金色なのが良いアクセントになっています。

松前城の海側は防備が厳重ですが、やはり北側にはあまり力を入れていない感じがしますね。

土方歳三はそこを見抜いて松前城の背後(北側)から攻めたのですね。新撰組の副長恐るべし。

松前藩屋敷

松前城の北側には、松前藩の幕末時代の町並みを再現したテーマパークがあります。

奉行所や商屋が立ち並んでいるので、幕末にタイムスリップしたかのようです。

北海道にこのような施設があるとは驚きです。

三の丸から見た松前城天守閣

松前城は外国船に備えて築城されたのにもかかわらず、不遇にも内乱の戦いの舞台になってしまいました。

しかし、大砲を使用する事を前提として日本最後の城郭として築城され、現在にここまで松前城が残されていることは貴重な価値がありますね。

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