林大城の駐車場や登山道、見どころを紹介!

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お城

長野県松本市にある林大城。

信濃守護の小笠原氏の本城として大嵩崎集落そばの山頂部に築かれた山城です。

1334年に小笠原貞宗が信濃守護に任じられ、府中(松本)に井川館を構えました。

1446年に飯田の小笠原氏との家督争いにより、井川館から4㎞程の山に林城を築城します。

林城は2つの山の尾根にそれぞれ林大城と林小城が築かれ、信濃守護小笠原氏の本居城に相応しい城郭となります。

1550年に小笠原長時が城主の時に、甲斐の武田晴信(信玄)により攻められると落城します。

現在では井川城跡と共に国の史跡に指定され、尾根上に築かれた多数の曲輪跡や主郭、副郭、堀切、土塁などが残され見どころとなっています。

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林大城・基本情報、アクセス

所在地:〒390‐0221 長野県松本市里山辺

城 主:小笠原氏

形 式:山城、連郭式

文化財史跡:国指定史跡

日本100名城スタンプ:該当なし

林大城・駐車場

松本市教育文化センター駐車場

林城の専用駐車場はありませんが、林大城から北へ1.5㎞程の所にある「松本市教育文化センター」の駐車場をお借り事が出来ます。

60台程停められる広さの無料駐車場で、8:30~22:00までの間で利用出来ます。

トイレはセンター内と、林大城の副郭前にもあります。

【松本市教育文化センター】

所在地:〒390‐0221 長野県松本市里山2930‐1

開館時間:火曜日~土曜日 9:00~22:00・日曜日、祝日 9:00~17:00

入館料:無料

休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日休館)、年末年始(12月29日~1月3日)

ウェブサイト:教育文化センターの施設概要‐松本市ホームページ

林大城・縄張り図

林大城の縄張り図(現地案内板より)

林城は松本盆地の東側にある山の尾根上に築かれています。

大嵩崎集落を挟んだ2つの尾根上に林大城と林小城が築かれ、林大城の主郭は標高846mに位置しています。

主郭から北西尾根上に副郭と多数の段状の曲輪群があり、堀切により敵の侵入を防いでいます。

林大城・登山口

登山口(金華橋側)

金華橋近くの林大城登山口

林大城の登山口は3ヵ所あります。

北側の金華橋口、東側の倉橋口、大嵩崎口とありますが、金華橋口が駐車場のある教育文化センターから近く、大手口なのでオススメです。

金華橋口から主郭までは30~40分程で行くことが出来ます。

登山道

林大城の登山道

林大城の主郭への登山道は整備されていて歩き易いです。

尾根上の坂道をほぼ真っ直ぐ登って行くので迷う事もなく、石段もなく比較的緩やかです。

林大城・尾根上曲輪群

一ノ門跡

一ノ門跡に立つ林大城の説明板と四阿

金華橋の登山口から100m程登ると一ノ門跡があります。

この場所は堂平と呼ばれ江戸時代に慈眼寺の観音堂がありました。

堂跡には現在四阿が建てられていますが物見に良く、ここから林大城の本格的な城域となります。

堀切

尾根上に築かれている堀切跡

一ノ門跡から200m程登ると堀切が見えて来ます。

堀切は尾根を断ち切るように切削する事で、尾根を登って来る敵を防ぐ防御機構です。

曲輪群

尾根上に築かれている曲輪群

林大城の尾根上には多数の曲輪が築かれています。

一つひとつの曲輪は小さく、三日月上の形をしていて段状に連なっています。

とくかく多くの曲輪と堀切を築く事で防御力を高めていて、中世の山城の縄張りと云った印象を受けます。

林大城・副郭

堀切

副郭手前の大きな堀切

登山口から700~800m程登ると副郭があります。

副郭の手前には堀切が築かれていて、林大城でも最大級の規模となっています。

深さは5m、幅5~7m、長さ100m程あり、林大城の主要部が近づいていることが感じられます。

石段

副郭前の石段と林城の説明板

副郭の前面には細長い小さな曲輪があります。

副郭への入口には石段が築かれていますが、当時の遺構かどうかは分かりません。(当時の遺構ではなさそう。)

この小さな曲輪の北東側に簡易トイレが設置されています。

副郭内部

副郭内部の四阿

副郭は主郭の前面にある方形の曲輪で、主郭に次ぐ大きさとなっています。

周囲には土塁がうっすらと残されていて、四阿と大きなベンチが設置されているので、休憩に良い場所です。

林大城・主郭

堀切

主郭前面の堀切

副郭と主郭の間には堀切が築かれています。

縄張り図を見ると大きな堀切が1条のみとなっていますが、実際には2条の堀切が連続して築かれています。

主郭直前の大きな堀切

2条並んでいる堀切の内、2番目の堀切が規模が大きいです。

中央は堀残し土橋としていて、両側の空堀は深さが3~4m、幅は4~5m程あり迫力があります。

主郭側面にある帯曲輪から堀切を見るとより大きさが分かります。

主郭内部

主郭内部の様子

主郭は標高846mの高さにあり、林大城で最も広い曲輪となっています。

主郭の外周部には高さ1~2m程の土塁が現在でも残されていて、当時の様子が伺い知れます。

主郭の虎口は北東側にあり、土塁の切れ間があります。

石積み

主郭の土塁に残る石積み

主郭の南東側の土塁には石積みがあります。

石積みは比較的小さな石を積んだもので、長野県でよく見られる積み方となっています。

この場所以外に主郭の周囲には石積みが確認されていて、当時はどのような城郭であったのか想像するとワクワクします。

主郭の土塁に残された石積みは林大城で良好に残されていて、見どころです。

姫の化粧水井戸

主郭東側にある姫の化粧水井戸跡

主郭から80m程東側に行った場所に「姫の化粧水井戸」があります。

説明板に井戸の名称に何の根拠もなく、後世の人がロマンを持って付けたものだろうとハッキリと書いてあるのが面白いです。

この井戸は東側の水番城付近から取水し、等高線に従って引水したものを貯めたと考えられています。

まとめ

松本市教育文化センター付近から見た林大城遠景

【林大城の見どころ】

主郭の外周部に築かれている石積みが残る土塁

副郭や主郭の前面などに多数築かれている堀切

尾根上に築かれた無数の曲輪群

ウェブサイト:4 林城跡‐松本市ホームページ

長野県のオススメのお城:松本城上田城高島城松代城高遠城

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