京都府京都市伏見区にある真言宗醍醐派の総本山。
874年に空海の孫弟子にあたる聖宝(理源大師)が、准胝観音像と如意輪観音像を上醍醐に祀った事に始まります。
907年に醍醐天皇の発願により醍醐寺に薬師堂が建立されました。その後、五大堂も建立されました。
926年には下醍醐に釈迦堂(金堂)が建立、951年には五重塔が建立されます。
室町時代の応仁の乱にとり下醍醐は兵火により五重塔以外の建物は焼失してしまいます。
安土桃山時代に豊臣秀吉が三宝院を再興し、1598年に醍醐の花見が執り行われました。
その後も豊臣秀頼により伽藍が整備され、金堂、西大門、如意輪堂、開山堂などが再建されました。
現在では世界遺産に登録され、三宝院の表書院や唐門、下醍醐の金堂、五重塔、上醍醐の清瀧宮拝殿、薬師堂が国宝に指定、他にも多数の建築物が重要文化財に指定、三宝院の庭園は特別名勝に指定され見どころとなっています。
醍醐寺・基本情報、アクセス
所在地:〒601‐1325 京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
拝観時間:3月1日~12月第1日曜日 9:00~17:00
12月第1日曜日の翌日~2月末日 9:00~16:30
拝観料:3ヵ所共通 大人1500円・中学、高校生 1000円
休業日:年中無休
ウェブサイト:世界遺産 京都 醍醐寺
醍醐寺・駐車場

醍醐寺の総門を少し南に行った場所に「醍醐寺有料駐車場」があります。
20台程停められる広さの駐車場で、5時間以内700円以降30分毎に100円となります。
桜のシーズンだと朝一に行っても満車の場合があるので、総門北側の臨時駐車場を利用すると良いです。
【醍醐寺有料駐車場】
利用時間: 3月1日~12月第1日曜日 9:00~16:20
12月第1日曜日翌日~2月末日 9:00~15:20
利用料金:5時間以内700円、以降30分毎100円
ウェブサイト:世界遺産 京都 醍醐寺:醍醐寺からのお知らせ
醍醐寺・三宝院
表書院(国宝)

下醍醐にある三宝院は1115年に醍醐寺第14世座主の勝覚僧正により創建されました。
寝殿造りの表書院は安土桃山時代の建築物を現代に見る事が出来て、国宝に指定されています。
内部には豊臣秀吉に重用された長谷川等伯一派作の鮮やかな襖絵を見る事ができ、下醍醐の見どころとなっています。
唐門(国宝)

三宝院の唐門は1599年に豊臣秀吉が建てた勅使門です。
門全体が黒漆塗りされ、大きな菊と五七の桐の紋の彫刻には金箔が貼られていて、国宝に指定されています。
唐門は豪華絢爛で豊臣政権の権勢を感じる事が出来て見どころです。
三宝院庭園(特別史跡・特別名勝)

表書院から見る事が出来る三宝院庭園は、1599年に豊臣秀吉が醍醐の花見に際して設計したものです。
池の奥にある長方形の藤戸石は足利義満や金閣寺の石庭としていたもので、織田信長が足利義昭の為に二条御所に移設し、豊臣秀吉が聚楽第、醍醐寺に移したとされ、天下の名石と云われています。
特別史跡、特別名勝に指定さえている三宝院庭園は桃山時代の華やかさを感じられて、見どころです。
醍醐寺・伽藍(下醍醐)
西大門(仁王門)

下醍醐伽藍の入口にある西大門(仁王門)は、1605年に豊臣秀頼が再建したものです。
門に安置されている仁王像は南大門にあったもので、1134年に仏師勢僧、仁僧により造立され、重要文化財に指定されています。
桜のシーズンには西大門と桜の組み合わせを楽しむ事が出来ます。
金堂(国宝)

金堂は926年に醍醐天皇により創建された建物です。
豊臣秀吉により紀州の湯浅から移築され、豊臣秀頼の時代 1600年に完成しました。
内部には薬師如来坐像が安置され醍醐寺の本尊となっています。
五重塔(国宝)

五重塔は951年に建立され38mの高さがあり、京都府で最も古い建物で国宝に指定されています。
初層内部には両界曼荼羅や真言八祖が描かれていて日本密教を現代に伝えています。
下醍醐に凛と佇む高さ38mの五重塔は、壮観で見どころです。
醍醐寺・上醍醐
登山口

上醍醐の登山口は伽藍の奥にあります。(伽藍の有料エリアの外にあるので注意が必要です。)
登山口から上醍醐までは60~90分程掛かるので、登山装備が必須となります。
登山道

上醍醐への登山道は中腹までは石段が続きますが、途中からは未舗装となります。
中間地点に四阿があり、所々にベンチが設置されているので休憩する事が出来ます。
上醍醐までほとんど登りで平坦な道がないので、かなり体力を使います。
清龍宮拝殿(国宝)

上醍醐の最初に見えて来る建物が清龍宮拝殿です。
1088年に創建されたましたが、現在の建物は1434年に再建され国宝に指定されています。
寝殿造りの清龍宮拝殿は前面が懸け造りとなっていて、室町時代の建築物を現在に伝えていて見どころです。
薬師堂(国宝)

上醍醐の中心にある薬師堂は、913年に醍醐天皇の御願堂として創建されました。
現在の建物は1121年に再建されたもので、平安時代の貴重な建築物で国宝に指定されています。
薬師堂は平安時代の気風を感じる事が出来て見どころです。
如意輪堂(重要文化財)

如意輪堂は876年に醍醐寺を開山した理源大師清聖宝が、醍醐寺で最初に建てたものとなります。
現在の建物は1613年に豊臣秀頼が再建したもので、内部には本尊如意輪観音が祀られています。
懸け造りの如意輪堂は重要文化財に指定されています。
開山堂(重要文化財)

開山堂は911年に理源大師の弟子である観賢僧正により建立されました。
現在のお堂は1606年に豊臣秀頼により再建されたもので、重要文化財に指定されています。
開山堂は上醍醐で最大のお堂で、安土桃山時代の豪壮な建築物で見どころです。
醍醐寺・霊宝館

下醍醐には霊宝館があります。
霊宝館には7万5千点に及ぶ国宝や重要文化財に指定されている寺宝を収蔵していて、国宝薬師三尊像を中央に安置されています。
春と秋には特別展が実施され、醍醐寺にゆかりのある豊臣秀吉に関する資料も見る機会があります。
【醍醐寺(霊宝館)】
所在地:〒601‐1325 京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
拝観時間:3月1日~12月第1日曜日 9:00~17:00
12月第1日曜日の翌日~2月末日 9:00~16:30
拝観料:3ヵ所共通 大人1500円・中学、高校生 1000円
休業日:年中無休
ウェブサイト:世界遺産 京都 醍醐寺
まとめ

【醍醐寺の見どころ】
・国宝に指定され鮮やかな襖絵を見る事が出来る表書院
・豊臣秀吉により建てられ黒漆塗り、金の菊、五七の桐の紋が輝く国宝の唐門
・将軍や時の権力者に渡った藤戸石が配され、特別史跡、特別名勝に指定されている三宝院庭園
・951年に建てられ京都府最古の高さ38mで壮観な国宝の五重塔
・上醍醐の最大のお堂である豊臣秀頼が再建した開山堂
ウェブサイト:世界遺産 京都 醍醐寺

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