鶴岡八幡宮の駐車場や本宮、若宮、大石段などの見どころを紹介!

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神社、仏閣

神川県鎌倉市にある鶴岡八幡宮。

1063年に源頼義公が平忠常を倒した際に、京都の石清水八幡宮の分霊を勧請し、由比ヶ浜付近に祀った事に始まります。

1180年に源頼朝公が鎌倉に入った時に、祖先を崇める為に鶴岡宮を現在の鶴岡八幡宮の場所に遷座しました。

1191年に火災にあいますが、山の中腹を切り開きあらためて石清水八幡宮の分霊を勧請し、鶴岡八幡宮を創建しました。

鶴岡八幡宮は鎌倉武士の精神的な支えとなるだけではなく、足利尊氏や、豊臣秀吉、徳川家康などの後の時代にも崇拝される事になります。

現在では境内は国の史跡に指定され、本宮や舞殿、若宮、大石段、白旗神社、太鼓橋、源平池などがあり見どころとなっています。

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鶴岡八幡宮、基本情報、アクセス

所在地:〒248-8588 神奈川県鎌倉市雪ノ下二丁目1-31

参拝時間:4月~9月 5:00~21:00・10月~3月 6:00~21:00

主祭神:応神天皇、比売神、神功皇后

TEL:0467-22-0315

ウェブサイト:鶴岡八幡宮

鶴岡八幡宮・駐車場

鶴岡八幡宮 参拝者専用駐車場

鶴岡八幡宮の北側に「鶴岡八幡宮 参拝者専用駐車場」があります。

45台程停められる有料駐車場ですが、すぐに満車になってしまうので、早い時間帯に行くことをオススメします。

【鶴岡八幡宮 参拝者専用駐車場】

利用時間:9:00~19:30

料 金:1時間まで600円、以降30分毎300円

鶴岡八幡宮 第二駐車場

鶴岡八幡宮の西側には「鶴岡八幡宮 第二駐車場」があります。

25台程停められる有料駐車場ですが、こちらもすぐに満車になってしまう傾向にある為、早い時間帯に行くことをオススメします。

【鶴岡八幡宮 第二駐車場】

利用時間:9:00~19:30

料 金:1時間まで600円、以降30分毎300円

鶴岡八幡宮・境内

三の鳥居

二の鳥居の先にある鶴岡八幡宮の象徴的な三の鳥居

鶴岡八幡宮の参道は真っすぐ南側へ延びていて、由比ガ浜まで続いています。

参道には一の鳥居、二の鳥居、三の鳥居と三つの鳥居があります。

一の鳥居は四代将軍である徳川家綱が寄進した石造りの鳥居となっています。

太鼓橋

三の鳥居と共にシンボルとなっている太鼓橋

三の鳥居の先には太鼓橋があります。

太鼓橋は1182年に架けられたのですが、関東大震災で全壊してしまいました。

現在の橋は昭和2年に架けられたもので、橋脚と欄干は鉄筋コンクリートで、橋床板と欄干は石造り、擬宝珠は青銅製となっています。

源平池(平家池)

夏には蓮の花が咲く平家池

源平池は源頼朝公が大庭景義と僧侶の良暹に命じて造らせた池です。

さんの鳥居側から見て、右側に源氏池、左側が平家池となっています。

源氏池には産を込めて三つの島があり、平家池は死を連想する四つの島が造られています。

旗上弁財天社

水の神様である弁財天を祀っている旗上弁財天社

源氏池の中には旗上弁財天社があります。

文政年間の絵図を元に昭和55年に復元された社殿で、源頼朝公が旗揚げし大願を成就した事から、必勝祈願、商売繁盛などの御利益があります。

社殿の隣には「政子石」があり、夫婦円満の祈願石となっています。

鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム

鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム

鶴岡八幡宮の境内には「鎌倉文華館 鎌倉ミュージアム」があります。

ミュージアムでは鶴岡八幡宮の季節展や名刀展などの展示が催され、鶴岡八幡宮や源頼朝公の歴史を知ることが出来ます。

隣にはカフェもあるので一息休憩するにも良い場所となっています。

【鎌倉文華館 鎌倉ミュージアム】

所在地:〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-51

開館時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)

入館料:展示内容により変更

休館日:月曜日(祝日の場合は開館)、展示替え期間、年末年始

ウェブサイト:鎌倉文華館 鎌倉ミュージアム

舞殿

下拝殿とも呼ばれている舞殿

参道の先に進んで行くと、舞殿があります。

舞殿は静御前が源義経を想い舞った若宮廻廊跡に建っていて、現在は神楽始式や節分祭、静の舞、七夕祭などの行事が行われる場所となっています。

若宮(下宮)国重要文化財

応神天皇の御子である仁徳天皇を祀っている若宮(下宮)

舞殿の東側には若宮(下宮)があります。

1063年に源頼義公が勧請した鶴岡若宮を、1180年に源頼朝公が現在の場所に移し、鶴岡八幡新宮若宮としました。

現在の社殿は1624年に建てらえたもので、本殿、幣殿、拝殿を連ねた流権現造りとなっています。

1000年程前の創建と歴史深く、江戸時代初期建てられた社殿は風格があり、見どころとなっています。

大石段

三代鎌倉幕府将軍 源実朝の暗殺伝説がある大石段

舞殿の先には大石段があります。

大石段と楼門は鶴岡八幡宮を代表する名所で、1219年に大石段の横にある大銀杏に隠れていた公暁が三代将軍である源実朝を暗殺したという伝説があります。

2010年に大銀杏の木が強風により倒れてしまった為左側へ移植され、元々あった場所からは根から芽が出てすくすくと育っています。

大石段は鎌倉幕府を揺るがす大事件が起きた伝説が残る場所で、楼門と合わせて名所でもあるので、見どころとなっています。

本宮(上宮)国重要文化財

本宮の前に立つ楼門

大石段の先に本宮があります。

1180年に源頼朝公により由比ヶ浜から鶴岡八幡宮が遷座されますが、1191年に大火により焼失してしまいます。

源頼朝公は大臣山の中腹を削り、改めて京都の岩清水八幡宮から勧請し社殿を再建しました。

現在の本宮は1828年に十一代将軍の徳川家斉公の命により建てられたもので、国の重要文化財に指定されています。

朱色の柱と鮮やかな色彩の彫刻が施された楼門、本殿、廻廊などの本宮の社殿は見どころです。

白旗神社

黒塗りの社殿が特徴的な白旗神社

若宮(下宮)の東側には白旗神社があります。

1200年に北条政子が朝廷より白旗大明神の神号を賜り、源頼朝公を祭神として建立しました。

元々は本宮の西側にありましたが、1885年に源実朝公を祀る柳営社と合祀され現在の場所に移されました。

鎌倉国宝館

鎌倉時代や南北朝時代などの宝物が収蔵されている鎌倉国宝館

鶴岡八幡宮の東側に「鎌倉国宝館」があります。

鎌倉時代の薬師三尊や十二神将立像などの仏像を始め多数の宝物が展示されていて、貴重な品々を目にすることが出来ます。

【鎌倉宝物館】

所在地:〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-1

開館時間:9:00~16:30(入館は16:00まで)

入館料:展覧会により異なる(一般400円~700円)

休館日:月曜日(祝日、休日の場合は翌日)、展示替期間、特別整理期間、年末年始等

ウェブサイト:鎌倉市/鎌倉宝物館【HOME】

鎌倉歴史文化交流館

鎌倉歴史文化交流館

鶴岡八幡宮から南西に600m程の所には「鎌倉歴史交流館」があります。

鎌倉の原始、古代から近代までを簡潔にまとめられた通史展示室、源頼朝公が創設した都市鎌倉を紹介している中世展示室、参詣地、観光地として栄えた鎌倉の近世、現代を紹介している近世、現代展示室などがあり、鎌倉の歴史を存分に学ぶことが出来る博物館となっています。

【鎌倉歴史文化交流館】

所在地:〒248-0011 神奈川県鎌倉市扇ガ谷Ⅰ丁目5-1

開館時間:10:00~16:00(入館は15:30まで)

入館料:一般400円、小・中学生150円

休館日:日曜日、祝日、休日、年末年始、展示替え期間など

ウェブサイト:鎌倉市/鎌倉歴史文化交流館

まとめ

大石段と銀杏と楼門

【鶴岡八幡宮の見どころ】

源頼朝公が創設し、江戸時代後期に建てられた社殿が現存する本宮(上宮)

源頼義公が創設し、江戸時代初期に建てられた社殿が現存する若宮(下宮)

鎌倉幕府三代将軍の源実朝公が暗殺された伝説が残る大石段

ウェブサイト:鶴岡八幡宮

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