鬼ヶ城(三重県)の駐車場や御城印、見どころ

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お城

三重県熊野市にある鬼ヶ城。

1521年に有馬和泉守忠親が標高153mの山頂に隠居城として築城しました。

1558年に新宮堀内氏により有馬氏は滅ぼされ、鬼ヶ城は堀内氏の支配する所となります。

鬼ヶ城には鬼退治伝説があります。

平安時代に将軍坂上田村麻呂がこの地で海を荒らしまわって鬼と恐れられていた海賊多娥丸を征伐したと云われています。

現在では「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録され、熊野灘の荒波に削られた海食洞が1.2㎞に渡る光景が見どころです。

山頂部には曲輪跡や鬼の見晴らし台があり、こちらも見どころとなっています。

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鬼ヶ城・基本情報、アクセス

所在地:〒519-4323 三重県熊野市木本町1835

城 主:有馬氏、堀内氏

形 式:山城

文化財史跡:世界遺産

日本100名城スタンプ:該当なし

鬼ヶ城・駐車場

鬼ヶ城センター駐車場

鬼ヶ城の北東側に鬼ヶ城センター駐車場があります。

30台程停められる広さの無料駐車場です。トイレは鬼ヶ城センターにあります。

鬼ヶ城・御城印

 鬼ヶ城 御城印 1枚385円

鬼ヶ城の御城印が販売されています。

鬼ヶ城センターで1枚385円で購入する事ができます。

鬼ヶ城・海食洞(世界遺産)

遊歩道①

千畳敷に繋がるトンネル

鬼ヶ城は熊野灘の荒波に浸食された奇岩が1.2㎞に渡り続いていて、遊歩道が整備されています。

遊歩道の最初にあるのはトンネルと千畳敷で、独特な形をした景観で鬼ヶ城の一番の見どころです。

トンネルの上の部分が口を開けた顔のように見えて面白いです。

遊歩道②

スリルが味わえる遊歩道

遊歩道は絶壁の側面に人ひとりが通れる程の幅の通路となっている場所があります。

高さもあり、荒波の轟音が耳に響き、自然の大きさや迫力を体感する事ができます。

一部足元がボコボコしていて歩きずらい場所もあるので、注意が必要です。

遊歩道③

荒波に浸食された洞窟のような場所

しばらく歩いて行くと荒波に大きく浸食された場所があります。

波によって硬い岩盤がここまで削れてしまうとは驚きで、どれだけの長い年月が掛かったのかと思うと貴重な遺産なのだなと実感します。

遠くに砂浜も見えて来るので良い景色が広がっています。

鬼ヶ城・城跡

登城道

登城道にある石垣があるが、いつ積まれたものかは不明

鬼ヶ城センターのバス駐車場付近から鬼ヶ城の城跡に登る登城口があります。

登城口から曲輪跡までは15~20分程掛かります。

登城道には桜がたくさん植えられていて、春にはピンク色に染まります。

曲輪跡

鬼ヶ城の曲輪跡

頂上に鬼ヶ城の曲輪跡があります。

曲輪跡は3ヵ所程見受けられ、見晴らし台とは反対方向の尾根には堀切も残されているみたいです。

鬼の見晴らし台

鬼の見晴らし台

曲輪跡の先には鬼の見晴らし台という展望台があります。

展望台からは魔見ヶ島(マブリカ)と云われる無人島や熊野灘を見る事が出来て、大変良い景観です。

春には手前に桜が咲いていて、海の青と桜のピンク色が壮観です。

まとめ

曲輪跡から見る熊野灘と対岸

鬼ヶ城は世界遺産に登録された海食洞や鬼の見晴らし台からの景色が見どころです。

城跡の遺構も少しは残されているので、世界遺産の海食洞と合わせて見学すると良いでしょう。

鬼ヶ城ウェブサイト:鬼ヶ城センター

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