福岡城の歴史や隅櫓、多門櫓、潮見櫓、下橋御門などの見どころを紹介!

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お城

福岡県福岡市の福岡城です。

豊臣秀吉の天下統一に貢献した、天才的な軍師黒田官兵衛の子、長政が築いたお城です。

1600年関ヶ原の戦いでの功により、徳川家康から黒田氏に筑前が与えられ、1601年に福岡城の築城を開始しました。

黒田氏52万石に相応しく、幅50mを超える内堀の中に本丸、東二の丸、南二の丸を配置した総石垣造りの大城郭となりました。

本丸に天守台が築かれましたが、天守は幕府に配慮し元々建てなかったと言われていますが、はっきりと分かっていません。

明治時代まで代々黒田氏の居城となりました。

現在では天守台、南二の丸の多門櫓、隅櫓、三の丸の下橋御門、潮見櫓などが残されていて、見どころとなっています。

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福岡城・基本情報、アクセス

所在地:〒810-0043 福岡県福岡市中央区城内

城 主:黒田氏

形 式:平山城

文化財史跡:国指定史跡、重要文化財(多門櫓)

日本100名城スタンプ場所:鴻臚館跡展示館

福岡城・駐車場

駐車場は大濠公園の東側にタイムズの200台ほど止めれる、有料駐車場があります。

道路を挟んだ反対側にも駐車場があるので、駐める場所に困ることはないかと思います。

福岡城・三の丸

名島門

名島門

名島門は名島城に使用されていた門でしたが、黒田長政が名島城から福岡城に移る際に、林掃部に渡された門です。

邸宅に使用されていたそうです。

下橋御門、潮見櫓

下橋御門と潮見櫓

大手口には潮見櫓がありますが、当時はここにはなかったものになります。

元々、玄界灘や博多湾を見張る為、三の丸にあったものが転々と移築され、現在の位置にあります。

でも、最近の研究では潮見櫓ではともいわれています。

石垣で枡形が形成されているので、三方向から横矢が掛かるようになっていて、厳重な虎口となっています。

福岡城・本丸

表御門跡

表御門跡

本丸に入る前に表御門跡があります。

石垣が両側にあり虎口になっていますが、階段の横幅が広く堂々とした佇まいです。

門や櫓があった当時は迫力がすごかったでしょうね。石垣だけでも迫力ありますけど。

鉄御門跡

鉄御門跡

天守台の前に鉄御門跡があります。

人が1・2名ほどが通れる狭い門で厳重です。

写真右側の石垣の幅が細くて特徴的です。崩れないのは石垣積みの技術でしょうか。

埋門跡

埋門跡

鉄御門を通り抜けると埋門跡が見えます。

こちらも非常に小さい門で、通り抜ける事が出来ます。

階段を登って行くと天守台になります。

天守台

天守台からの景色

天守台は高所にある為、非常に景色が良いです。

福岡の町が一望できます。風も吹くので気分を一新できます。

天守台を降り、三の丸にある福岡城むかし探訪館へ向かいます。

福岡城・二の丸

東二の丸御門跡

東二の丸御門跡

東二の丸から三の丸へ降りていく際に東二の丸御門跡があります。

ここも石垣が綺麗に積んであり、三の丸から見ると右に折れています。

横矢が掛かるようになっていますね。

三の丸の福岡むかし探訪館は無料です。

福岡城の歴史、お城の模型等があるので福岡城を訪れた際は、最初に見ておくのも良いと思います。

隅櫓

隅櫓

南二の丸へ来ると隅櫓、多聞櫓が見えます。

下見板張りと白漆喰の組み合わせが良いです。

切妻造りの屋根が珍しいです。

多門櫓

多聞櫓

多聞櫓は現存の遺構になります。

非常に長いです。多門櫓が残っているのは貴重ですね。

通常時は内部非公開ですが、桜祭りの際に特別公開されるようですね。

中に入って見たかったです。

隅櫓と多聞櫓

南二の丸を一段降りて、反対側から多聞櫓を見てみます。

石垣の上に櫓がズラーッと並んでいる姿は、これぞお城って感じがします。

また石垣隅部の算木積みもきれいに積まれています。

福岡城で一番好きな場所です。

茶色の猫

大手門へ向かう途中に猫発見。

2・3匹は見かけました。お城に住み着いているのでしょうか。

癒やされます。

まとめ

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下橋御門と潮見櫓

黒田家、福岡52万石のお城として堂々たる物です。

黒田官兵衛の意に反して、長政が関ヶ原の戦いの際に東軍に味方した事で、領地を加増されました。

やはり黒田長政は、先見の明があるのだと思います。

福岡城ウェブサイト

 https://fukuokajyo.com/

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