滋賀県近江八幡市にある日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)。
131年に成務天皇が即位の時に、大嶋神社を創設したことが始まりと云われています。
691年に藤原不比等が参拝し、読んだ和歌に因んで日牟禮社と云われるようになりました。
991年に一条天皇が上の八幡山に八幡宮を、1005年に山麓に下の社を建立しました。
室町時代には足利氏や六角氏から寄進を受けました。
1585年に豊臣秀次が八幡山城を築城する為に、上の八幡宮を下の社に合祀しました。
1600年に徳川家康が参拝し御供領五十石を寄進し、徳川家光や徳川家綱は御朱印を下しました。
現在では子宝安産、縁結び、家内安全、学業成就などの御利益があり、多くの参拝者で賑わっています。
日牟禮八幡宮・基本情報、アクセス
所在地:〒523‐0828 滋賀県近江八幡市宮内町257
主祭神:誉田別尊、息長足姫尊、比売神
御守授与所:8:00~17:00
TEL:0748‐32‐3151
ウェブサイト:https://himure.jp/
日牟禮八幡宮・駐車場
日牟禮八幡宮の西側、楼門の前に駐車場があります。
100台ほど止められる広さの無料駐車場があります。
八幡堀や八幡山城などの観光名所がある為、土、日、祝日は大変混雑します。
近くの市営小幡観光駐車場などを利用すると良いでしょう。
日牟禮八幡宮・境内
楼門
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境内の入口には立派な楼門があります。
1359年に近江守護職の佐々木六角氏が造営しました。
1855年に焼失しますが、同年に再建され猿の彫刻が施され、四方猿の御門と呼ばれました。
1970年に上部を焼失しますが、翌年に復興し屋根が檜皮葺から銅板葺に変更されました。
拝殿
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楼門をくぐった正面には拝殿があります。
1188年に源頼朝公が近江守護職の佐々木六角氏に命じて造営しました。
1737年と1805年に改修され、昭和時代に屋根の葺き替えが行われ、銅板葺の屋根になりました。
豪快な大きな屋根の破風の部分に金色の装飾が施され、威風堂々としており見どころです。
本殿
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拝殿の奥に本殿があります。
991年に創建され、鎌倉時代、室町時代、江戸時代に修復造替が行われました。
昭和時代に屋根の葺き替えが行われ、檜皮葺きから銅板葺きになりました。
屋根の下の釣灯篭や、提灯が煌びやかで風情があり、見どころです。
能舞台
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楼門をくぐった右手に能舞台があります。
1899年に造営され、2020年に屋根瓦葺き替えが行われました。
鏡板に描かれた松が存在感があり、カッコ良いです。
この能舞台で観世流の能楽、日觸詣が演じられました。
馬の像
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境内には赤い馬の像があります。
馬は古代から神の使いと云われていて、人々の願いを神様に届けてくれるそうです。
願い事が叶うようにお参りします。
まとめ
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日牟禮八幡宮は本殿、拝殿、楼門が見どころです。
どことなく雅で風情のある建築物があり、境内は城下町の賑やかな雰囲気とは変わって静かで落ち着いています。
日牟禮八幡宮ウェブサイト
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