栃木県下野市にある児山城。
鎌倉時代後期に多功朝定により築城されたと云われています。
1539年の「小山高朝書状」に「児山と号する地」で芳賀高経が籠城したと記録が残されています。
1549年に児山兼朝は喜連川五月女坂の戦いに宇都宮方の先陣として芳賀高資と戦いますが、大将の宇都宮尚綱が討たれてしまいます。
1558年に上杉謙信多功城に攻め入った際に、児山兼朝が参戦して討ち死にした為、児山城は廃城となります。
現在城跡は県の史跡に指定され、本丸跡や空堀、土塁などが残され見どころとなっています。
児山城・基本情報、アクセス
所在地:〒329‐0502 栃木県下野市古山
城 主:児山氏
形 式:平城
文化財史跡:県指定史跡
日本100名城スタンプ:該当なし
児山城・御城印

児山城 御城印 1枚300円
児山城の御城印が販売されています。
児山城跡から北東へ500m程行った場所にある「グリムの館」1階売店で1枚300円で購入する事が出来ます。
「グリムの館」ドイツのグリム童話に関する資料が展示されていて、カフェもあるので休憩にも良いです。
【グリムの館】
所在地:〒329‐0502 栃木県下野市下古747
開館時間:9:00~17:00
入館料:無料
休館日:火曜日、毎月末日、年末年始(12月28日~1月4日)
ウェブサイト:グリムの森「グリムの館」公式ホームページ
児山城・駐車場

児山城の南東側二の丸跡に「児山城跡駐車場」があります
2~3台程停められる無料駐車場です。トイレは無いので注意が必要です。
児山城・縄張り図

児山城は姿川東岸の台地上築かれた平城です。
長方形の本丸の周りに二の丸が取り囲むように配置され、更に北城や西城、中城などの地名が残されており、城域は南北1㎞、東西500mの規模があったと推定されています。
児山城・二の丸
空堀

二の丸の東側には空堀が残されています。
空堀は幅が7~8m程あり、50m程に渡り現在でも残されています。
当時は二の丸四方を全て囲むように築かれていて、大規模な空堀となっていました。
二の丸入口

二の丸の入口に児山城の説明板が設置されています。
説明板は縄張り図付きのものと説明文のみのものと2つあり、小さい城郭ながらしっかりと整備されている印象を受けます。
二の丸内部

二の丸は本丸を取り囲むように築かれています。
現在は東側と南側に曲輪跡が残されているのみとなっていますが、空堀に挟まれた様子は城郭を感じられます。
児山城・本丸
空堀

二の丸から本丸へ進んで行くと本丸の空堀が見て来ます。
空堀と本丸側の土塁の高さと相まって土造りの城郭の迫力があります。

本丸の空堀は幅15m、空堀の底から土塁の上部までは7m程あり、現在でも本丸の周りを取り囲んでいます。
本丸の空堀は大規模で迫力があり、ほぼ完全な形で残されていて児山城一番の見どころです。
本丸入口

本丸の南側に入口があります。
虎口跡のようにも思いましたが、土塁の切れ目がほとんどなく後世に改変されたものかも知れません。
ただ空堀の幅広さと土塁の高さが感じられます。
本丸内部

本丸は南北80m、東西60mの長方形の形をしています。
夏場でも雑草はあまりなく整備されている印象を受けます。
土塁

本丸の外周部に土塁が築かれています。
土塁は高さが3~4m程あり、四隅には櫓台跡と思われる高まりがあります。
土塁も空堀と同様にほぼ当時のまま残されていて、見どころです。
石つぶて

本丸内には石つぶてが置かれています。
2017年の発掘調査により東側内堀底から拳大の礫が多数発見されています。
武器として利用されていたものと推定され、平時から備えられている様子が再現されています。
まとめ

【児山城の見どころ】
・本丸外周部の幅15m、深さ7mの良好に残され迫力がある空堀
・本丸外周部の四隅に櫓台跡が残り良好に残されている土塁
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