栃木県下都賀郡壬生町にある壬生城。
室町時代の文明年間(1469~1486年)に壬生綱重により築城されたと云われています。
1590年の豊臣秀吉の小田原征伐により、北条氏に従っていた壬生氏も滅ぶことになります。
その後は結城秀康の所領となり、1601年後は日根野氏1万5千石、1634年に阿部氏2万5千石、1639年に三浦氏が2万5千石、1692年に松平氏3万2千石、1695年に加藤氏が2万5千石と城主が変わります。
1712年に鳥居忠英が近江水口から3万石で入封すると明治維新まで鳥居氏が8代まで城主となります。
現在は壬生町城址公園として整備され、復元された二の丸表門や本丸の水堀、土塁跡が残され、壬生町立歴史民俗資料館があり、見どころとなっています。
壬生城・基本情報、アクセス
所在地:〒321‐0225 栃木県下都賀郡壬生町本丸1丁目33
城 主:壬生氏、日根野氏、阿部氏、三浦氏、松平氏、加藤氏、鳥居氏
形 式:平城
文化財史跡:ー
日本100名城スタンプ:該当なし
壬生城・御城印

壬生城 御城印 1枚300円
壬生城の御城印が販売されています。
壬生町城址公園内にある「壬生町立歴史民俗資料館」の受付で1枚300円で購入する事が出来ます。
また、道の駅みぶ「みらい館」でも購入する事が出来ます。
【壬生町立歴史民俗資料館】
所在地:〒321-0225 栃木県下都賀郡壬生町本丸1丁目1‐8-33
開館時間:9:00~17:00
入館料:無料
休館日:月曜日、祝日、年末年始(12月28日~1月4日)
ウェブサイト:壬生町立歴史民俗資料館|壬生のあゆみと文化を知る
壬生城・駐車場
壬生町城址公園の南側に100台以上停められる広さの無料駐車場があります。
トイレは「壬生町立歴史民俗資料館」や「壬生町立図書館」にあります。
壬生城・二の丸
二の丸表門

二の丸の南側(壬生町城址公園入口)に表門があります。
二の丸表門は1998年に復元された門で、門扉を開けた場所に小さな屋根が付く高麗門形式となっています。
二の丸表門の両側には土塀も整備されていて、壬生城の見どころとなっています。
大手門の礎石

現在二の丸は大部分が駐車場となっています。
二の丸内には大手門の礎石と考えられている石が3基あり、大きさはどれも縦、横、高さ80㎝で、中央には柱を差し込むための穴が成形されています。
1692年に壬生城主となった松平輝貞は平屋の大手門を櫓門に改修していて、その大手門の礎石であると云われています。
壬生城・本丸
虎口跡

本丸の南側に虎口跡があります。
現在は堀に橋が架けられて門はありませんが、当時は土橋の先に門が建てられた平虎口であったと思われます。
壬生町立歴史民俗資料館に壬生城のジオラマがあり、当時の本丸虎口の様子が分かります。
水堀

本丸の南側には水堀があります。
現在の堀は幅10m程で長さ100m程に渡り残されていますが、当時は水が無い空堀であったと思われます。
整備された状態となってはいますが、本丸南側の堀は壬生城の貴重な遺構で見どころです。
土塁

本丸南側の堀に沿うように土塁が残されています。
土塁は高さ5唐m程で堀と合わせると、立派な防御機構となる事が分かります。
土塁も壬生城に残る貴重な遺構で見どころです。
本丸内部

壬生城は本丸、二の丸、三の丸、東郭、下台郭、正念寺郭の6つの曲輪があります。
中心部に本丸があり、現在は池や資料館、図書館、公民館などの建物があります。
江戸時代には本丸御殿が建てられていて、徳川将軍の日光社参の際に宿舎となりました。
玄門石(県指定文化財)

本丸内部には玄門石というものがあります。
壬生町には吾妻古墳という前方後円墳があり、死者を葬る石室に使用されていた石が玄門石です。
玄門石は壬生藩主鳥居忠宝が上稲葉の赤御堂に運びましたが、1988年にこの場所に移されました。
壬生町立歴史民俗資料館

本丸には「壬生町立歴史民俗資料館」があります。
資料館では壬生城のジオラマや古墳時代の埴輪が多数展示されている場所、江戸時代の壬生藩に関する資料、壬生町出身者の工芸品が展示されています。
常設展は無料で見学する事が出来るので、壬生城に訪れた際は見ておきたい場所です。
【壬生町立歴史民俗資料館】
所在地:〒321-0225 栃木県下都賀郡壬生町本丸1丁目1‐8-33
開館時間:9:00~17:00
入館料:無料
休館日:月曜日、祝日、年末年始(12月28日~1月4日)
ウェブサイト:壬生町立歴史民俗資料館|壬生のあゆみと文化を知る
まとめ

【壬生城の見どころ】
・二の丸虎口跡に復元されている高麗門形式の二の丸表門
・本丸南側に残り壬生城の貴重な城郭遺構である堀と土塁
・壬生城のジオラマや壬生藩に関する資料が展示されている「壬生町立歴史民俗資料館」
ウェブサイト:壬生町立歴史民俗資料館|壬生のあゆみと文化を知る

コメント