岐阜県関市にある関城。
築城時期は不明ですが、美濃国守護代の斎藤氏に仕えた長井隼人が城主であったと云われています。
1561年に斎藤義龍が病死すると織田信長は東美濃に侵攻を開始します。
信長は加治田城の佐藤忠能を味方にして、1565年に岸勘解由の守る堂洞城を1日で攻め落とします。
更に信長は関城を攻めると、城主の長井隼人は城を捨てて稲葉山城へ退却します。
その後、関城に城主は置かれず廃城となります。
現在城跡には曲輪跡や竪堀が残り、展望台が建てられていて見どころとなっています。
関城・基本情報、アクセス
所在地:〒501‐3807 岐阜県関市山ノ手1丁目22
城 主:長井隼人
形 式:山城
文化財史跡:ー
日本100名城スタンプ:該当なし
関城・御城印

関城 御城印 1枚300円
関城の御城印が販売されています。
関城から南西へ1㎞程の所にある「せきてらす」のカフェ&ショップで1枚300円で購入する事が出来ます。
また、岐阜関刃物開館では関市の名産である、包丁やハサミなどの刃物を購入する事も出来ます。
【せきてらす】
関鍛冶伝承館

「せきてらす」の近くには「関鍛冶伝承館」があります。
日本刀の作り方、関刀鍛冶の技術を映像や資料展示などで学ぶことが出来ます。
また、日本刀鍛錬の実演が行われる日もあり、間近に関鍛冶の技術を見る事も出来ます。
【関鍛冶伝承館】
所在地:〒501‐3857 岐阜県関市南春日町9‐1
開館時間:9:00~16:30(入館は16:00まで)
入館料:大人300円、高校生200円、小中学生100円
休館日:火曜日、祝日の翌日、年末年始
ウェブサイト:関鍛冶伝承館|関市役所公式ホームページ
関城・駐車場

関城の西側に「関善光寺 参拝者用駐車場」があります。
20台程停められる広さの無料駐車場です。トイレも駐車場内にあります。

関城の南側には「関市安桜山駐車場」があります。
50台程停められる広さの無料駐車場です。トイレは駐車場にはなく、安桜山公園から100m程南へ行った場所に公衆トイレがあります。
関城・縄張り図

関城は標高152mの安桜山山頂部に築かれた山城です。
尾根の最高所に主郭があり、南側は岩盤が露出した急峻な地形となっています。
北側には3段の腰曲輪があり、大きな竪堀で緩い斜面を登る敵を防いでいます。
関城・登山口(関善光寺)
説明板

関善光寺の参拝者用駐車場には関城の説明板が設置されています。
織田信長の侵攻ルートや安桜山遊歩道のマップも掲載されているので、登る前に必見です。
関善光寺(本堂 関市重要文化財)

関城の西側山麓部には「関善光寺」があります。
関善光寺は天台宗安楽律法流の寺院で、甲州の武田信玄の家臣である広瀬利広が関へ移り住み、5代目の利忠が1745年に小庵を建立した事に始まります。
日本で唯一卍字型の戒壇巡りが体験出来たり、信州善光寺の3分の1の大きさで再現したミニ善光寺としても有名で見どころとなっています。
【関善光寺】
所在地:〒501‐2159 岐阜県関市西日吉町35
拝観時間:9:00~16:30
料 金:卍巡 大人300円、小人100円
登山口

関善光寺の大梵鐘の奥に関城への登山口があります。
登山口から主郭までは15~20分程で行くことが出来ます。そこまで標高が高くないので、登山というよりもハイキングと云った感じです。
関城・安桜山公園展望台
展望台

関城の西側には安桜山公園展望台があります。
展望台内に階段が設置されていて登る事ができ、景色を楽しむ事が出来ます。
見た目のお城の櫓のような感じで関城が意識されています。
景色

展望台からは4方向の景色を一望する事が出来ます。
南側は関市の町並みと真っすぐ延びる千年町通りが見えて壮観で、関城の見どころとなっています。
展望台には関城の縄張り図付きの説明板も設置されていて必見です。
関城・主郭
主郭内部(修験場)

関城の主郭は安桜山山頂部の細い尾根上に築かれています。
跡だけで明確な遺構は見受けられませんがベンチや鳥居、修験場の石碑などがあります。
竪堀

主郭の北側には3段の腰曲輪があり、緩やかな傾斜地の防備としています。
主郭の北東側には3段目の腰曲輪を分断するような竪堀が築かれていて、敵の移動を防いでいます。
現在ではうっすらと竪堀を確認する事が出来、関城の貴重な遺構となっています。
まとめ

【関城の見どころ】
・主郭の北東側に残る関城の貴重な遺構である竪堀
・関城西側にある安桜山公園展望台から見る、関市の町並みを一望出来る景色
・関城の西側山麓にある卍字型巡り、ミニ善光寺を見る事が出来る関善光寺
・関市の名産である刃物、刀鍛冶を歴史を知る事が出来る関鍛冶伝承館
ウェブサイト:城跡マップ「関市城跡探訪」関市役所公式ホームページ

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