上野城（山梨県）の駐車場や、天守閣などの見どころを紹介！

山梨県市川三郷町にある上野城（一条氏塁）。

武田信玄の異母弟である一条信龍が上野城を築城しました。

一条信龍は武田二十四将の一人に数えられ、騎馬武者二百騎を率いて甲斐の南領を守りを務めました。

1567年以降には副将格として武田信玄を補佐し、1582年には徳川家康の侵攻があり信龍は上野城に籠り戦いましたが、子の信就と共に戦死しました。

現在は城跡には模擬天守閣が建てられ歌舞伎文化公園として整備され、資料館では歌舞伎に関する資料などが展示されています。

また、隣の塁跡には蹴裂神社が建立され、模擬天守閣と合わせて見どころとなっています。

上野城・基本情報、アクセス

所在地：〒409‐3612　山梨県西八代郡市川三郷町上野3158

城　主：一条氏

形　式：居館

文化財史跡：町指定史跡

日本100名城スタンプ：該当なし

上野城の南側に歌舞伎文化公園の駐車場があります。

15台ほど止められる無料駐車場です。トイレや自動販売機もあります。

駐車場の道路を挟んだ反対側に市川三郷町、文化資料館があります。

資料館では歌舞伎に関する資料が展示されていて、歴代の團十郎が紹介されています。

この場所が市川團十郎家発祥の地となっている為で、團十郎の十八番である「助六由縁江戸桜」の舞台が再現されています。

資料館の隣には歌舞伎文化公園があります。

公園は広く芝生がひかれていて、複数の遊具が設置されています。

公園の隣にはちょっとした売店も営業されていて、大変利用しやすい公園となってます。

公園の隣には天守閣の外観をしたふるさと会館があります。

ふるさと会館は展望台となっていて、甲府盆地や八ヶ岳などの南アルプス山脈を一望することができます。

町内外の人が発表会や展示会をするために利用されることもあるようです。

上野城（一条氏塁跡）には蹴裂神社が建立されています。

武田信玄は武田信義の嫡男、一条家が名跡が絶えるのを惜しみ一条信龍に家を継がせました。

一条信龍はこの上野の地に城塁を築き、子の信就と共に騎馬二百騎を率いて甲南も守りに付きました。

一条氏塁跡には上野城の石碑や一条信龍の祠などがあります。

城郭の遺構はほとんど残されていませんが、ひっそりと一条氏のお城があった事を伝えられています。

上野城からは甲府盆地を眼下に見ることができます。

上野城は高台に築かれている為、景観が良い場所となっています。

上野城（一条氏塁跡）はお城の遺構はほとんど残されていませんが、模擬天守閣のふるさと会館が見どころとなっています。

市川團十郎家発祥の地として歌舞伎に力を入れて整備されているので、歌舞伎が好きな人は訪れてみると良いかと思います。

歌舞伎文化公園ウェブサイト

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