一宮城(徳島県)の駐車場や御城印、見どころ

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お城

徳島県徳島市にある一宮城(いちのみやじょう)。

1338年に小笠原(一宮)長宗が、鮎喰川を望む東竜王山系の尾根に築かれた山城です。

以後、一宮氏が代々居城としましたが、1579年に長宗我部元親が侵攻しました。

1585年の豊臣秀吉による四国征伐の際には、秀吉の弟である秀長と長宗我部元親が戦う舞台となりました。

1585年に豊臣秀吉は蜂須賀家政に阿波を与え、家政は一宮城に入城します。

翌年蜂須賀家政は徳島城に移ると、一宮城は徳島城の支城(阿波九城)として家臣の益田長行が入城します。

1615年の一国一城令により、1638年に廃城となります。

現在でも標高144mの山頂に城跡があり、本丸の緑色片岩(阿波青石)の石垣、堀切、門跡などが残され見どころとなっています。

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一宮城・基本情報、アクセス

所在地:〒779-3132 徳島県徳島市一宮町西丁

城 主:一宮氏、蜂須賀氏

形 式:山城

文化財史跡:県指定史跡

続日本100名城スタンプ:一宮城登山口説明板横

一宮城・駐車場

一宮城(一宮神社)駐車場

一宮城の登城口(一宮神社横)に駐車場があります。

3台程停められる広さで、1時間100円の有料駐車場です。

トイレは登城口にあります。

一宮城・御城印

一宮城登城口の説明板横にある、御城印販売場所と続日本100名城スタンプ

一宮城の御城印が販売されています。

一宮城登城口の説明板横に設置されていて、1枚300円で購入する事ができます。

続日本100名城のスタンプもここにあります。

一宮城・縄張り図

一宮城の縄張り図、案内図(現地案内板より)

一宮城は東竜王山系の標高144mの尾根上に築かれた山城です。

北側には鮎喰川が流れ天然の堀として、中心にある本丸は阿波の緑色泥岩を使用した石垣造りとなっています。

本丸の東側には明神丸、才蔵丸、西側には小倉丸、水の手、椎丸が築かれています。

一宮城・登城口

登城口にある一宮城の説明板

一宮城の北側、一宮神社横に登城口があります。

登城口から本丸までは歩いて20~25分程掛かります。

一宮城・倉庫跡

竪堀

倉庫跡の横にある竪堀

登城口から10分程登って行くと竪堀があります。

竪堀は倉庫跡の横にあり、才蔵丸、明神丸方面の斜面を移動する事を防いでいます。

曲輪跡

戦いの時に焼かれたと云われる倉庫跡

登城道の途中には倉庫跡があります。

一宮城には倉庫が2ヵ所あったと云われ、共に登城道の要所に設置されていました。

倉庫跡からは雨が降った跡に炭化麦が出土しています。

一宮城・才蔵丸

堀切

才蔵丸と明神丸の間の堀切

才蔵丸と明神丸の間には堀切が築かれています。

堀切は深さが7~8m、幅は10mはあるかと思われ、規模が大きく迫力があります。

この堀切により才蔵丸が独立した曲輪となり、明神丸や本丸に向かい敵を防いでいます。

曲輪跡

才蔵丸に建つ見晴らし台

才蔵丸は東端に位置する曲輪です。

才蔵丸には見晴らし台となっていて、ちょっとした四阿が建てられています。

景色を見ながら休憩するには良い所です。

一宮城・明神丸

門跡

明神丸横にある門跡

明神丸と本丸に繋がる道には門跡があります。

門跡は4・5段ほどの石段が築かれ桝形のような空間となってます。

門跡は他とは違った雰囲気があり、当時は重要な場所であったと思われます。

虎口跡

明神丸の虎口跡

明神丸の南側には虎口跡があります。

虎口に行くまでの道は横矢が掛かるように工夫されていて、虎口上部には石段が残されています。

曲輪跡

明神丸内部

明神丸は本丸の東側にある曲輪です。

広い平地が広がっていて、本丸に次ぐ重要な曲輪と思われ二の丸と云った感じがします。

明神丸からは讃岐山脈や淡路島、眉山、徳島市街が見え眺望が良いです。

一宮城・本丸

石垣

本丸に築かれている緑色片岩の石垣

本丸は石垣造りの曲輪となっています。

本丸の石垣は徳島県で採れる緑色片岩(阿波の青石)が使用されていて、縞模様が美しいのが特徴的です。

本丸の緑色片岩で築かれた石垣はこの地方ならではのもので一宮城一番の見どころです。

苔生している本丸の石垣

石垣は高さが6~7m程あり、本丸全周に渡り築かれていて壮観です。

所々で折れが造られていて、横矢が掛かるように工夫されています。

緑色片岩の石垣の表面には苔があり、独特な美しさがあります。

本丸西側の石垣

本丸西側の隅部には青色の石が多き綺麗な石垣となっています。

山頂にこれだけの規模の石垣があるとは驚きです。

曲輪跡

本丸内部の様子

本丸には若宮神社があります。

若宮神社は一宮城主である小笠原氏を祀っている神社です。

本丸の西側には釜床と云われる炊事場跡が残されています。

堀切

本丸の西側にある城内最大級の堀切

本丸と小倉丸の間には堀切が築かれています。

堀切は深さは10m、幅は20m以上はあるかと思われ、一宮城で最も大きい堀切となっています。

本丸と小倉丸の間の堀切は大迫力で見どころです。

一宮城・小倉丸

虎口跡

小倉丸の虎口跡

小倉丸の東側に虎口跡があります。

虎口への道は曲輪に沿うようになっていて、横矢が掛かるようになっています。

櫓台

小倉丸の先端にある櫓台

小倉丸は本丸の西側にある大きな曲輪です。

曲輪の北側には櫓台跡があり、当時は櫓が建っていて物見ができるようになっていたかと思われます。

土塁

小倉丸の西側に残る土塁

小倉丸の西側の外周部には土塁が残されています。

土塁は高さが1~2m程で、長さは30m以上はあるかと思われ良好に残されています。

小倉丸西側全体に築かれている土塁は壮大で、見どころです。

まとめ

本丸の石碑と緑色泥岩で築かれている石垣

一宮城は本丸の緑色片岩で築かれてる石垣や本丸や小倉丸の間の堀切、小倉丸の土塁などが見どころです。

徳島県特有の緑色片岩で築かれた石垣は特徴的で魅力があり、散策路も整備されているので歩き易い山城となっています。

一宮城ウェブサイト:一宮神社と一宮城跡

徳島県のオススメのお城:徳島城勝瑞城

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