三雲城の駐車場や御城印、見どころ(主郭の桝形虎口など)を紹介!

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お城

滋賀県湖南市にある三雲城。

1487年に佐々木六角高頼の命により三雲典膳が築城しました。

六角氏の居城は観音寺城ですが、敵に攻め込まれると三雲城に逃げ込む事がたびたびありました。

1537年には六角義賢(承禎)が、1568年には六角義賢、義治が逃げて来てます。

1570年に三雲氏は織田信長が近江を平定した野洲川の戦いで、佐久間信盛に敗れ浪人となりました。

しかし、三雲成持は江戸時代には徳川家に仕え旗本となり、旧領を取り戻しました。

三雲成持の兄である賢持は真田十勇士で有名な、猿飛佐助のモデルとする説があります。

現在でも標高334mの山頂部には主郭などの郭群があり、石垣が残る主郭の桝形虎口、主郭の石垣、土塁、八丈岩が見どころとなっています。

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三雲城・基本情報、アクセス

所在地:〒520‐3222 滋賀県湖南市吉永

城 主:三雲氏

形 式:山城

文化財史跡:なし

日本100名城スタンプ:該当なし

三雲城・駐車場

三雲城駐車場

三雲城の東側に駐車場があります。

30台以上は停められる広さの無料駐車場です。駐車場横に簡易トイレがあります。

三雲城・御城印

登城口にある御城印などの販売所

 三雲城 御城印 1枚300円

駐車場の横に御城印やグッズなどの販売所があります。

休日、祝日の10時~16時の間のみの営業で平日は長谷商店で販売しています。

三雲城のパンフレットもあるので、登城前に寄ると良いでしょう。

三雲城・登城口

登城口

三雲城登城口

販売所の先の山道を7~8分程歩いて行くと三雲城の登城口があります。

登城口には三雲城の説明板があり、ここから三雲城の主郭までは歩いて10分程です。

左が三雲城の大手口、右が八丈岩へ行く道

登城口は直ぐ左右に道が分かれていて、左が三雲城の大手口、右が八丈岩へ行く道となっています。

どちらを進んでも三雲城の城郭5にたどり着くので、どちらから行っても問題ありません。

八丈岩

落ちそうで落ちない巨岩、八丈岩

八丈岩は断崖にそびえる大きな岩で、落ちそうで落ちない事から、合格祈願の八丈岩と呼ばれています。

八丈岩の近くには願い事が書かれた石がたくさん置いてあります。

景色

八丈岩横から見える景色

八丈岩の横からは視界が開けていて景色が良いです。

三雲城としては物見をする場所であったとされています。

六角氏家紋の刻印岩

六角氏家紋の刻印岩

八丈岩の南側には六角氏の家紋が彫られた岩があります。

パンフレットを見ながら探したのですが、どこに家紋があるのか分かりませんでした。

三雲城・城郭5(兵站地)

城郭5(兵站地)の内部

城郭5(兵站地)

八丈岩の先へ進むと城郭5の郭があります。

城郭5は兵器や食料などを保管していた場所と考えられています。

土塁

城郭5西側の土塁

城郭5の西側には土塁が築かれてます。

土塁は高さが3m、長さは15m以上もあると思われ、良好に残されています。

三雲城・城郭1(主郭)

北・東辺の石垣

主郭北、東辺の矢穴が残る石垣

主郭の北、東の端部には石垣が残されています。

石のひとつひとつがとても大きく、矢穴の跡も残されていて見応えがあり、見どころです。

当時は主郭の外周がこのような石垣で造成されていた可能性があります。

桝形虎口の石垣

主郭の桝形虎口の入口

城郭5の先に主郭の入口があります。

主郭の虎口は石垣造りで、桝形と云われる四角い空間が形成されています。

階段を登って見えて来る石垣造りの桝形虎口は圧巻です。

桝形虎口の石材に残る矢穴

桝形虎口の石材には矢穴の跡が残されています。

矢穴は石を割る際に鉄のクサビを打ち込む為の穴で、矢穴が残されていると戦国時代~江戸時代に積まれた石垣と云うことが分かります。

主郭側から見た屈曲する桝形虎口

桝形虎口の石垣は穴太積みと呼ばれるもので、佐々木六角氏没落後の戦国時代後期に築かれたものと考えられています。

城郭5からだと真っすぐ進み桝形虎口内に入り、その後左に曲がらないといけなく、主郭側から横矢掛かりができるように工夫されています。

大きな石で築かれた桝形虎口は良好に残されていて圧巻で、三雲城で一番の見どころです。

城郭1(主郭)内部

主郭内部の様子

主郭は城郭5の一段高い南側にあります。

主郭には三雲城の説明板や井戸跡があり、当時は佐々木氏や三雲氏の戦時の館があったと云われています。

井戸

主郭に残る穴太積みの井戸

主郭に残る井戸は深さが6mあり、内側は穴太積みの石垣造りとなっています。

主郭に井戸があるとは籠城に強そうな城郭です。

土塁

主郭の西側に残る土塁

主郭の西側には土塁が築かれています。

土塁の高さは2~3m、長さは15m程はあるかと思われ、良好に残されています。

主郭内部から見る土塁が連なっている様子は、見応えがあります。

竪堀跡

主郭西側の斜面に築かれている竪堀跡

主郭西側の土塁の先の斜面には竪堀跡があります。

竪堀は敵が斜面を横に移動するのを防ぎ、竪堀の中や土塁の頂部にいる敵を狙い撃ちにする効果があります。

写真だと分かり辛いですが、現地で見ると竪堀の跡がある事が分かります。

三雲城・城郭2(山頂部)

虎口跡

城郭2の虎口跡

主郭の南側に城郭2の虎口跡があります。

虎口は左に折れていて、人ひとりが通れる程の幅となっています。

ここでも横矢掛かりが意識されています。

城郭2内部

城郭2の内部の様子

城郭2は主郭より一段高い場所に位置しています。

城郭2ではNHK朝ドラの「スカーレット」のロケ地で使用された場所で、夕日のシーンが撮影されたようです。

景色

城郭2からの景色

城郭2は大変視界が良く、眼下の町並みや、周囲の山々を見渡す事ができます。

ドラマのロケで使用されるのも納得です。

石垣

城郭2の北側に残る石垣

城郭2の北側には石垣が一部残されています。

草に覆われていて全体像は分かりませんが、主郭で使用されていた石よりも小さいものが使用されています。

主郭だけではなく城郭2でも石垣造りの城だったとは、当時の姿が見てみたかったです。

三雲城・城郭3(見張り郭)

城郭3への道

城郭2の東側に城郭3への道があります。

道はやや細くなっていますが、城郭3までは歩いて2分程で行くことができます。

城郭3内部

城郭3の内部の様子

城郭3は東に延びる尾根上に築かれた郭です。

主郭や城郭5より小さい郭なので、物見や出丸といった機能があるかと思います。

景色

城郭3からの景色

城郭3でも視界が開けていて、景色が良いです。

遠くに水口城が見えるそうですが、どこにあるのか分かりませんでした。

三雲城・城郭4

堀切

城郭2と城郭4の間の堀切

城郭2の南側に城郭4があり間には堀切が築かれています。

堀切は深さが5~6m以上はあり、三雲城の背後を守っています。

堀切は良好に残されていていて、三雲城の見どころのひとつとなっています。

城郭4内部

城郭4の内部の様子

城郭4は小さな郭で、城郭3と同様で物見や出丸といった機能があるかと思われます。

まとめ

主郭から見下ろす桝形虎口

三雲城は主郭の矢穴が残る石垣が使用された桝形虎口、主郭北、東辺の石垣、八丈岩が見どころです。

主郭の桝形虎口は山城でこれだけ大きな石を使用して、良好に残されているものは貴重で必見です。

三雲城ウェブサイト:https://www.biwako-visitors.jp/spot/detail/880/

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