小浜城の駐車場や御城印、見どころ(天守台、本丸の石垣など)を紹介!

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お城

福井県小浜市にある小浜城。(別名、雲浜城)

1600年の関ヶ原の戦いで戦功のあった京極高次が若狭国を拝領し、後瀬山城を居城としました。

しかし、本丸は標高が高く麓の居館では政務を執るには狭い為、1601年に北川と南川と小浜湾の三角州に小浜城に築城を始めました。

1634年に京極忠高が出雲に移封となると、徳川家の譜代大名である酒井忠勝が12万石で小浜藩主となりました。

1635年には三重三階の天守が完成し、1641年に小浜城が完成しました。

その後は酒井家が代々城主となると明治維新を迎え、1871年に大阪鎮台第一分営の改修中に本丸櫓から出火し大部分が焼失してしまいます。

現在城跡には小浜神社が建立されており、本丸の天守台、小天守台、櫓台などの石垣が残され見どころとなっています。

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小浜城・基本情報、アクセス

所在地:〒917‐0095 福井県小浜市城内1丁目7-55

城 主:京極氏、酒井氏

形 式:海城・平城・輪郭式

文化財史跡:県指定史跡

日本100名城スタンプ:該当なし

小浜城・駐車場

小浜神社駐車場

小浜城跡のある小浜神社には専用駐車場があります。

2台止められる大きさの無料駐車場です。

隣のカーポートが付いている所は近所に住む人の駐車場と思われます。

小浜城・御城印

 小浜城 御城印(限定版)1枚1000円

小浜城の御城印が販売されています。

小浜城から南に500m程の所にある、「山川登美子記念館」で1枚300円で購入する事ができます。

限定版が販売される事があり、こちらは1枚1000円で購入する事ができます。

駐車場はコンビニ(記念館北側)の東隣に、山川登美子記念館用が2台分用意されています。

【山川登美子記念館】

所在地:〒917-0072 福井県小浜市千種1丁目10-7

開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)

観覧料:大人300円・高校、大学生200円・中学生以下無料(御城印を購入するだけなら無料)

休館日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始(12月29日~1月3日)

ウェブサイト:https://www1.city.obama.fukui.jp/obm/rekisi/tomiko/index.html

小浜城・本丸

小浜神社

小浜神社の鳥居

小浜城の本丸には小浜神社が建立されています。

小浜神社は1875年に小浜藩の藩祖である酒井忠勝を祀る為に建立されました。

小浜神社の拝殿

鳥居の先に小浜神社の拝殿があります。

拝殿にお賽銭箱の奥に小浜城のパンフレットが100円で、小浜神社の御朱印が300円で受け取ることができます。

お金は賽銭箱に入れるシステムです。

天守台

石垣が築かれている天守台への入口

本丸の北西に天守台への入口があります。

手前の石垣は落し積みのような積み方なので、明治時代や近代に積まれたような感じがします。

天守台への入口の石垣

奥側の石垣は大小様々な大きさの石が使われ、目地が通っていないので乱積みで築かれているようです。

隅部の角がきれいに整っており、大きな石材には矢穴の跡が残されていて、江戸時代に築かれたと思われます。

天守台入口の石垣は良好に残されていて、見どころです。

隅部の算木積みが美しい天守台の石垣

先ほどの天守台の入口を入ると、天守台の南西側を見下ろす事ができます。

天守台の高さは11m程あり、隅部は綺麗な算木積みとなっています。

周囲の住宅より高い石垣は壮観です。

天守台内部の様子

天守台の上に登る事ができます。

天守台には小浜城の説明板が設置されていて、周囲を見下ろす事ができます。

この天守台に三重三階の天守が建てられていたと想像すると、さぞかしきれいだったのだろうなと思います。

天守台からの景色

天守台からは小浜湾や北川を見る事ができます。

当時は本丸の西側に西の丸がありその先には小浜湾が広がり、北側には北川、南側には南川が流れていて非常に堅固な海城であった事が分かります。

広島城を彷彿とされる縄張りですね。

小天守跡

天守台に付属する小天守跡

天守台の北側に小天守跡があります。

詳細は分かりませんが当時は天守に小天守が付属する形式だったようです。

小天守の石垣は高さが5~6m程あり、奥の天守台との組み合わせが迫力満点で見どころです。

西櫓跡

西櫓跡の石垣

小天守跡の北側に西櫓跡があります。

西櫓跡の石垣も高さは5m程あり、綺麗な状態で残されています。

西櫓跡と小天守跡の間には通り道(埋門)が造られていて、本丸の西側に出る事ができます。

本丸西側から見る天守台と小天守跡

本丸の西側からは天守台と小天守跡の石垣を見る事ができます。

小天守の石垣が連なった先に高くそびえる天守台に石垣は壮観で、見応えがあります。

天守台の隅部の反りが美しいです。

稲荷大明神

伝説が残る稲荷大明神

本丸の北西には稲荷大明神が建立されています。

小浜藩主の酒井忠勝公には八助という家臣がいて、江戸からの分箱を小浜まで運ぶのを普通15日掛かる所を6日程で運んでいました。

ある時小田原で犬に噛み殺された白狐に酒井家の家紋が付いた分箱が付けられていて、数日前から八助は姿を見せなくなっていました。

稲荷大明神の信仰心厚い忠勝公を白狐を使わし助けたのだと云われ、以後八助大明神と名付けられ信仰されました。

北虎口跡

本丸北虎口跡

本丸の北側に虎口の石垣があります。

本丸の北側には北の丸から本丸に入る内桝形が形成されていました。

内桝形を形成していた石垣

北虎口の石垣の高さは5~6m程あり、隅部以外にも大きな石が使用されています。

矢穴が所処に残された迫力ある石垣は迫力があり、見どころです。

この石垣の奥には翳(きぬがさ)櫓が建てられていた石垣が残されています。

南虎口跡

本丸南虎口跡の石垣

小浜神社の鳥居の近くに本丸南虎口の石垣があります。

本丸の南側の虎口には櫓門が建てられていたと考えられ、この石垣の上に櫓門が建てられていました。

本丸南虎口付近の石垣と天守台

本丸南側虎口の石垣は、天守台に向かって伸びていて壮観です。

石の真ん中にガッツリ矢穴が残された石があり、見ていて面白いです。

割ろうと思ったけど途中でそのまま使用するようにしたのでしょうか。

まとめ

天守台入口の石垣

小浜城は本丸に残されている天守台、小天守などの石垣が見どころです。

本丸の石垣は全ての箇所で高く積まれていて、矢穴も随所に残されているので見応えがあります。

やはり天守台が一番高く積まれているので圧巻です。

小浜城ウェブサイト

小浜城跡 | 小浜市公式ホームページ

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