大阪府池田市にある池田城。
室町時代から戦国時代にかけて旧豊島一帯を収めていた池田氏の居城でした。
池田氏は摂津守護の細川氏の家臣として勢力を拡大していましたが、応仁の乱後は戦乱に巻き込まれ落城と復興を繰り返しました。
1568年には織田信長が摂津国に入り池田城を攻撃すると、池田勝正は降伏し信長の家臣となります。
その後、池田氏の内紛に乗じて荒木村重が城内をまとめて池田城を支配します。
荒木村重が伊丹城を有岡城と改称し移ると池田城は廃城となります。
現在は池田城跡公園として整備され、櫓風の展望台や東門、虎口跡などがあり見どころとなっています。
池田城・基本情報、アクセス
所在地:〒563-0052 大阪府池田市城山町3-19
城 主:池田氏、荒木氏
形 式:平山城
文化財史跡:ー
日本100名城スタンプ:該当なし
池田城・御城印
池田城 御城印 1枚300円
池田城の御城印が販売されています。
池田城跡公園の管理棟(売店)で1枚300円で購入する事が出来ます。
御城印だけではなく池田城がデザインされた御城印帳も販売されています。
【池田城跡公園 管理棟(売店)】
所在地:〒563-0052 大阪府池田市城山町3-46
営業時間:4月~10月 10:00~17:00、11月~3月 10:00~16:00
休業日:火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
池田城・駐車場
池田城跡公園の北側に「五月山緑地第1駐車場」があります。
60台程停められる広さの有料駐車場です。トイレは公園内にあります。
【五月山緑地第1駐車場】
営業時間:平日 8:00~22:00、休日・祝日 8:00~19:00
料 金 :最初の1時間300円、その後20分毎100円(入庫後30分以内は無料)
池田城・主郭
東門
池田城跡公園の東側の入口には東門があります。
本来の池田城の虎口はここに存在していなく、東門は公園の正面入り口として建てられた門です。
東門の手前に池田城の石碑があります。史実に基づかない門ですが、空堀跡に架かる橋と瓦葺きの門はお城の雰囲気が感じられて見どころです。
【池田城跡公園】
所在地:〒563-0052 大阪府池田市城山町3-46
開園時間:4月~10月 9:00~19:00、11月~3月 9:00~17:00
入園料:無料
休園日:火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
ウェブサイト:池田城跡公園 大阪府池田市城山町3-46
虎口門
池田城の東側には虎口門があります。
織田信長の支配下になった後に虎口が改修されていて防御力が強化されました。
本来の虎口跡は少しずれた場所にありますが、当時の虎口の様子が再現されていています。
櫓風展望休憩所
池田城跡公園の中心には櫓風展望休憩舎があります。
展望休憩舎は外観が二重二階の櫓となっていて、内部には池田城の説明板が掲示されています。
二階に上がる事が出来て池田市の町並みを一望する事が出来ます。
櫓風展望休憩舎は外観が天守閣や櫓で、池田市のシンボルとなっていて見どころです。
南門
池田城跡公園の南側には南門があります。
南門も東門と同様に史実に基づかない建築物ですが、両側に塀を備えた高麗門形式の立派な門となっています。
南門の先には菖蒲園があり、6月中旬に見ごろとなります。
空堀跡
池田城跡公園の東側には空堀跡があります。
主郭側との高低差は7~8m程はあるかと思われ、池田城の東側は断崖となっているので、堅固な城郭であることが分かります。
池田城東側の空堀跡は池田城の貴重な遺構で、迫力があり見どころです。
まとめ
【池田城の見どころ】
・公園内に建つ櫓の外観をしていて、池田市のシンボルとなっている櫓風展望休憩舎
・公園の入口にある東門と空堀跡に架かる橋
・東側に残る池田城の貴重な遺構である空堀跡
ウェブサイト:池田城跡公園 大阪府池田市城山町3-46
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