三原城のスタンプや駐車場、見どころを紹介!

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お城

広島県三原市にある三原城。

1567年に小早川隆景が築城したと云われています。

1580年には修築され本丸や天守台、二の丸、三の丸などの主要な郭の整備が行われました。

1600年の関ヶ原の戦い後は福島正則が広島城に入城すると、三原城は支城として福島氏が管理する事になります。

1601年~1611年までの間に石垣の築造や外郭の増築などを行い、櫓32基、門14基を有する城郭となります。

1619年に福島氏が改易されると広島藩浅野氏の支城となり、明治維新まで存続しました。

現在でも本丸の天守台や堀、船入櫓の石垣、本丸中門跡がなどが残され見どころとなっています。

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三原城・基本情報、アクセス

所在地:〒723-0004 広島県三原市城町1丁目

城 主:小早川氏、福島氏、浅野氏

形 式:海城・平城・梯郭式

文化財史跡:国指定史跡

続日本100名城スタンプ:一社)三原観光協会・三原市歴史民俗資料館

三原城・続日本100名城スタンプ

三原市歴史民俗資料館

続日本100名城のスタンプは「三原市歴史民俗資料館」に設置されています。

資料館では三原市の古代から現代までの歴史資料が展示され、三原城に関する資料もあります。

また、三原駅内にある一社)三原観光協会(9:00~18:00)にも設置されています。

【三原市歴史民俗資料館】

所在地:〒723-0015 広島県三原市円一町二丁目三番二号

開館時間:10:00~16:00

入館料:無料

休館日:月曜日(祝日の場合は翌日休館)・12月28日~1月4日

ウェブサイト:三原市歴史民俗資料館-三原市ホームページ

三原城・駐車場

クラフトパーキング立体駐車場

三原城の専用駐車場はないので、周辺のコインパーキングを利用しましょう。

三原駅の南側にある「クラフトパーキング立体駐車場」は駐車可能台数が多く、60分200円となっています。

三原城・御城印

三原観光案内所

 三原城 御城印 1枚300円

三原城の御城印が販売されています。

三原駅内の「三原観光案内所」で1枚300円で購入する事が出来ます。

【三原観光案内所】

所在地:〒723-0014 広島県三原市城町1-1-1

営業時間:9:00~18:00

TEL:0848-63-1481

三原城・縄張り図

三原城縄張り図(現地案内板より)

三原城は沼田川河口の三原湾に浮かぶ大島と小島の繋ぎ埋め立てて築かれた平城です。三原湾に面しているので海城としての機能があります。

本丸は中心に位置し、本丸の東側と南側に二の丸が築かれ船入櫓や大櫓などの二重櫓が建てられました。

二の丸の東側に三角形の三の丸があり、二の丸中門の西側には西築出と呼ばれる方形の曲輪があり二重櫓が建てられました。

三原城・本丸

天守台

本丸に築かれている大きな天守台

本丸の北側に天守台が築かれています。

天守台は13.2mの高さがあり、天守台西側は小早川氏の時代、東側は福島氏時代に築かれたと云われています。

隅部は長辺と短辺を交互に積んだ算木積みで、特に西側は反りをもった扇の勾配が美しいです。

三原駅に隣接していて、大きく迫力ある天守台は三原城で一番の見どころとなっています。

天守台上部の様子

天守台は三原駅構内から登る事が出来ます。

天守台からの景色が良く、北側には桜山城がそびえ小早川隆景が詰めの城として利用したとも云われています。

天守台が築かれていますが、三原城に天守が築かれる事はありませんでした。

後藤門

過去の石垣の修理の際に保管していた石材を利用し、復元した後藤門

天守台の北側には後藤門の石垣が復元されています。

復元された石垣の東側は雁木があり、本来はもう一カ所石垣が築かれ、石垣と石垣の間に門が設置されていました。

長屋門跡

天守台西側に平面展示されている長屋門跡

天守台の西側には長屋門跡があります。

2013年の発掘調査により武家屋敷の長屋門の石列が確認され、武家屋敷に沿うように西国街道が通っていました。

付近からは江戸時代前期から中期頃の中期瓦や陶器、古銭も見つかっています。

三原城・二の丸

船入櫓跡

石材に刻印が残る船入櫓の石垣(南側)

二の丸の南東側に船入櫓の石垣が残されています。

船入櫓は船を監視する為に築かれた二重櫓で、現在は石垣のみとなっています。

石垣は岩礁の上に築かれていて、隅部は算木積み、割石が使用されていて福島氏時代に築かれたものと推定されています。

船入櫓の石垣(西側)と三原城の石碑

近くの説明板には海の上に浮かぶ石垣の様子の古写真が掲載されていて、海城であった事が分かります。

市街地の中に突如として現れる船入櫓の石垣は、三原城の貴重な遺構で見どころです。

船入櫓付近の堀跡

船入櫓の北側には堀跡が残されています。

三原城は瀬戸内海に面した海城で、満潮時には直接船で城内に入る事が出来ました。

船入櫓の堀は2022年にヘドロなどの清掃作業が行われ、2023年に錦鯉が放流されました。

本丸中門跡

本丸中門跡に建つ石碑

二の丸の西側には本丸中門跡があります。

本丸中門は本丸、二の丸と西側の小曲輪と繋ぐ門で、現在でも石垣と堀跡が残されています。

本丸中門の石垣

本丸中門の北側の石垣は大小様々な石材が使用されていて、小早川時代に積まれたものかも知れません。

本丸中門跡の石垣は三原城の貴重な遺構で、見どころのひとつとなっています。

まとめ

天守台西側と桜山城

【三原城の見どころ】

本丸北側の三原駅に接していて、小早川氏と福島氏の時代に築かれた迫力ある天守台

二の丸南東側に残る福島氏時代に築かれた船入櫓の石垣

二の丸西側に残されている本丸中門跡の石垣

ウェブサイト:三原城について-三原市ホームページ

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