佐賀県神埼群にある吉野ヶ里遺跡です。
吉野ヶ里は弥生時代の環濠集落で、背振山地から筑紫平野に延びた台地に築かれています。
稲作が行われるようになると、水や物資、食料、住居、土地などを守る為に周囲に壕や柵を築きました。
このことからお城の原型と言われています。
弥生時代後期の掘立柱建物跡が発見され、魏志倭人伝に記載されている邪馬台国をイメージさせます。
現在では吉野ヶ里歴史公園として整備され、主祭殿、物見櫓、縦穴住居、壕、柵などが再現され、弥生時代を体感する事ができます。
吉野ヶ里遺跡・基本情報、アクセス
所在地:〒842-0035 佐賀県神埼郡吉野ヶ里町田手1843
城 主:-
形 式:平城(環濠集落)
文化財史跡:国指定特別史跡
日本100名城スタンプ場所:吉野ヶ里歴史公園東口
吉野ヶ里遺跡・駐車場
駐車場は東側、西側、北側と大きな有料駐車場があります。
レストランやお土産点があるので、東側が一番のメインですね。東側から入場します。
吉野ヶ里遺跡・環濠集落入口
入り口を進んで行くとイノシシのオブジェがお出迎えしてくれます。
こういう、ちょっとした遊び心があるのが良いですね。癒やされます。
吉野ヶ里遺跡・南内郭
物見櫓
奥へ進んでいくと物見櫓が見えます。
弥生時代の雰囲気が伝わってきますね。
物見櫓は階段で登れる所があるので、ぜひ登って見てください。
環濠集落が一望できます。
縦穴式住居
環濠集落に復元されている、建物、縦穴住居は中に入れます。
道具の製作、儀式の様子、食料庫など、当時の生活が再現されています。
弥生時代にタイムスリップしたかのようです。
縦穴住居の中には、自動販売機が設置されている休憩所が面白かったです。
ぜひ、探して見てください!
壕
1カ所、堀の底を歩ける所があります。
実際に堀の底に降りてみると、思っていた以上に深いです。
やはり、堀は敵の侵入を防ぐには、非常に効果のある防御機構だと痛感させられます。
吉野ヶ里遺跡・北内郭
主祭殿
奥へ進むと一番大きな建物、主祭殿があります。
2階建ての建物になります。もちろん中へ入ることができます。
やはり中も広いです。儀式の様子が再現されていて、独特な雰囲気がします。
吉野ヶ里遺跡・甕棺墓列
吉野ヶ里遺跡にはお墓の跡があります。
建物で覆われていて、発掘された物が展示されています。
甕を棺として使用していたみたいです。
普段の生活では見ない、貴重な遺跡ですね。
まとめ
吉野ヶ里歴史公園は弥生時代の暮らしを体感できる良い所です。
公園内は非常に広く、しっかり見ると1日は掛かります。
東口にはレストランやお土産売り場があるので、途中で休憩しながら見るのが良いと思います。
日本の弥生時代、1800年ほど前のくらしを体験できる、良い場所でした。
吉野ヶ里歴史公園ウェブサイト
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