鳥取県鳥取市にある河原城(丸山城)。
築城時期は不明ですが、戦国時代に山名豊国の重臣である武田高信が丸山城を守っていました。
1580年に羽柴秀吉が鳥取城を攻める際に、丸山城に陣を構えました。
鳥取城が落城すると丸山城も廃城となります。
現在城跡には天守閣の外観をした展望台、資料館が建てられていて、見どころとなっています。
河原城・基本情報、アクセス
所在地:〒680‐1242 鳥取県鳥取市河原町谷一木1011
城 主:武田高信
形 式:山城
文化財史跡:ー
日本100名城スタンプ:該当なし
河原城・駐車場

河原城(丸山城)に建つ「お城山展望台 河原城」に駐車場があります。
17台停められる広さの無料駐車場です。トイレは天守閣の手前にあります。
河原城・御城印

河原城 御城印 1枚300円
河原城の御城印が販売されています。
「お城山展望台 河原城」の受付で1枚300円で購入する事が出来ます。
【お城山展望台 河原城】
所在地:〒680‐1242 鳥取県鳥取市河原町谷一木1011
開館時間:4月~9月 9:30~18:00 ・ 10月~3月 9:30~17:00
入館料:一般300円・高校生以下無料・65歳以上無料
休館日:月曜日(月曜日が祝祭日の場合は翌日)・年末年始
ウェブサイト:お城山展望台 河原城
河原城・主郭
主郭跡

河原城(丸山城)は大振袖山の八上城の出城として築かれました。
1818年に調査された「因伯古城跡図志」には山上は三段に切り慣らされ陣屋の跡が確認されています。
大手門

天守閣の周りには塀や石垣、大手門が建てられています。
史実に基づくものではないですが、塀には狭間が切ってあって城郭の雰囲気が感じられます。
天守閣

大手門の先には模擬天守閣があります。
当時の丸山城には天守は無かったので、模擬天守閣となっています。内部は河原町の歴史や文化を知ることが出来る展示がされて、最上階は展望台となっています。
模擬天守閣が建てられる前に城跡の発掘調査が行われ、堀切や柱穴、曲輪跡などが確認され中世山城であったことが判明しています。
八上姫と大国主命の像

天守閣の近くには八上姫と大国主命の像があります。
この場所は八上姫と大国主命の出会いの場で、日本の歴史書 古事記に物語が書かれています。
模擬天守閣内には八上比売神話の映像を見る事が出来ます。
景色

模擬天守閣の最上階からは河原町を一望できます。
麓を流れる千代川や源範頼の墓や霊石山城がある霊石山、遠くには日本海を見る事が出来て、見晴らしが良いです。
鳥取城がある久松山も見る事ができ、羽柴秀吉もこの景色を見ていたのでしょうか。
まとめ

【河原城の見どころ】
・河原町の歴史や文化を知ることが出来る模擬天守閣
・河原町や千代川、日本海、霊石山などを一望できる模擬天守閣からの眺望
ウェブサイト:お城山展望台 河原城
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