土岐明智城(多羅砦)の駐車場や御城印、見どころを紹介!

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お城

岐阜県恵那市にある土岐明智城(多羅砦、落合砦)。

明知城の西南にある千畳敷台地に築かれている砦です。

中馬街道や南北街道を望む場所に立地し、要衝を抑えています。

技巧的な縄張りはなく、明知城(白鷹城)や仲深山砦が築城される以前の拠点、または明知城攻めの陣城とも考えられています。

現在城跡には、明智光秀公産湯の井戸や主郭跡、展望台などがあり見どころとなっています。

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土岐明智城・基本情報、アクセス

所在地:〒509‐7712 岐阜県恵那市明智町958‐1

城 主:土岐明智氏

形 式:山城・砦

文化財史跡:ー

日本100名城スタンプ:該当なし

土岐明智城・駐車場

千畳敷公園駐車場

土岐明智城の西側に「千畳敷公園駐車場」があります。

50台以上は停められる広さの無料駐車場です。トイレも完備しています。

土岐明智城・御城印

大正村観光案内所

 土岐明智城 御城印 1枚500円

土岐明智城の御城印が販売されています。

「大正村観光案内所」で1枚500円で購入する事が出来ます。白鷹城などの御城印も購入する事が出来ます。

土岐明智城・縄張り図

土岐明智城の縄張り図(現地案内板より)

明知城(白鷹城)から南西にある千畳敷台地に築かれた山城(砦)です。

南北に2つの頂部があり、南側の比高が高い方が主郭、北側が出丸となっています。

2つの曲輪の間には三の曲輪があり、主郭と出丸は土橋で結ばれています。

土岐明智城・登城口

冠木門

土岐明智城 主郭への登城口(大手道)

千畳敷公園から土岐明智城のある東側へ行くと冠木門があります。

この場所から土岐明智城の主郭へ行くことが出来ます。主郭までは歩いて5~10分程で行くことが出来ます。

大手道

土岐明智城 主郭への大手道

大手道ですがそこまで整備されているわけではないですが、道は通されています。

主郭の手前には虎口跡がありますが、明確に遺構が残されているという感じではありません。

土岐明智城・主郭

主郭跡

土岐明智城の主郭内部の様子

主郭は千畳敷台地の南側頂部にあり、東西45m、南北30m程の広さがあります。

主郭の周囲は切岸や小曲輪を造成していますが、技巧的な縄張りではありません。

主郭には土岐明智城の説明板や四阿が設置されています。

武者走り

主郭の周囲に築かれている武者走り

主郭の周囲には小さな曲輪や武者走りが設けられています。

武者走りは城内の兵が移動する為の通路で、三の曲輪と出丸の間にも武者走りが残されています。

土岐明智城・三の曲輪

明智光秀公産湯の井戸

三の曲輪に残る明智光秀公産湯の井戸

主郭と出丸の間には三の曲輪があります。

三の曲輪には明智光秀公産湯の井戸があります。明智光秀は1528年3月10日にここで産まれたと云われ、この井戸の水を産湯として利用したと伝えられています。

井戸は深さが16m程で底部には横穴があり、外部への抜け道となっていると云われています。

明智光秀公産湯の井戸は、前半生が謎に満ちた明智光秀の歴史ロマンが感じられ見どころです。

土岐明智城・出丸(二の曲輪)

土橋跡

出丸へと繋がる土橋跡

主郭と出丸の間は土橋で連結されています。

現在はアスファルトで舗装され道幅も広くなっていますが、当時は道幅が狭く移動を制限していました。

出丸(二の曲輪)

出丸に設置されている説明板

出丸は土岐明智城の北側にあり、東西30m、南北20m程の広さがあります。

出丸は二の曲輪とも呼ばれていて、主郭と比べると周囲に小曲輪があまり築かれていません。

出丸で狼煙を上げる為に利用されていたと云われています。

まとめ

主郭に建てられている四阿

【土岐明智城の見どころ】

三の曲輪に残る歴史ロマンを感じられる明智光秀公産湯の井戸

切岸や小曲輪、武者走りが周囲に残る主郭

ウェブサイト:落合砦(千畳敷公園)|観光スポット|岐阜県観光公式サイト

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