八幡堀や旧西川家住宅などの近江八幡の城下町を紹介！

滋賀県近江八幡市にある八幡堀。

安土桃山時代に豊臣秀次が八幡山に城を築いた際に八幡堀も築かれました。

八幡堀は城の防御機構と城下町の運河として近江商人の発展に貢献しました。

現在でも八幡堀には江戸時代の町並みが残されていて風情があり、船に乗りお堀巡りを行う事ができます。

城下町の新町通りには古い建物が残されていて、近江商人の町並みと云われています。

近江商人の町並みには旧西川家住宅や旧伴家住宅、近江八幡市立郷土資料館、近江八幡市立歴史民俗資料館があり、見どころとなっています。

八幡堀

豊臣秀次が八幡山城を築城する際に築かれた水堀で、当時は八幡堀の内側に秀次の館や武家屋敷が立ち並んでいました。

防御の機能だけではなく琵琶湖とつながっている為、運河として利用され城下町の発展に役立てられました。

現在でも風情のある景観が残されていて、八幡堀を舟に乗って周遊する事ができます。

舟に乗ることができるお店が複数あり、それぞれ料金や乗船時間、手漕ぎかエンジンか等様々違いがあるので、自分に合うものを探してみるのも良いかと思います。

【水郷めぐり一覧ウェブサイト】

（一社）近江八幡観光物産協会

滋賀県近江八幡市の観光物産情報サイト。-水郷と古き商家のたたずまい-　近江八幡

www.omi8.com

白雲館

八幡堀（日牟禮八幡宮）の南東に白雲館があります。

白雲館は1877年に八幡東学校として当時のお金で6千円設立されました。

西洋の建築技術と日本の伝統建築技術を融合して建てられていて、近江八幡のシンボルのような建物となっています。

現在は1階が観光案内所になっていて、お土産が販売されています。2階はフリースペースとなっています。

【白雲館】

近江商人の町並み

近江八幡市立郷土資料館

白雲館から西に150ｍの新町通りに近江八幡市立郷土資料館があります。

郷土資料館の建物は1886年に八幡警察署として建てられ、1953年にヴォーリズ建築事務所が改築を行いました。

近江八幡に関する資料が展示され、近江商人の歴史を知る事ができます。

【近江八幡市立郷土資料館】

近江八幡市立歴史民俗資料館

近江八幡市立郷土資料館の隣に歴史民俗資料館があります。

歴史民俗資料館の建物は、江戸時代末期の建物を修復したものになります。

江戸時代や明治時代の生活用具がたくさん展示されていて、近江商人の当時の生活を目にする事ができます。

建物の中に入り当時の生活用具に囲まれるとタイムスリップしたかのような感覚になるので、歴史民俗資料館は見どころです。

【近江八幡市立歴史民俗資料館】

旧西川家住宅（重要文化財）

歴史民俗資料館の隣の隣に旧西川家住宅があります。

西川家は屋号を大文字屋と称し、蚊帳や畳表の商いを行い近江八幡を代表する商家です。

現在の建物は1706年に建てられたもので、店の部分と住宅部分があり突き出した座敷玄関があるのが特徴的です。

内部に入ると外観の素朴な感じとは違い、近江商人の隆盛ぶりを感じる事ができ、見どころです。

【旧西川家住宅】

旧伴家住宅（市指定文化財）

近江八幡市立郷土博物館の道路を挟んだ反対側に、旧伴家住宅があります。

旧伴家住宅は江戸時代初期の豪商「伴庄右衛門」が建てた商家です。

建物は1827年～1840年にかけて建てられ、明治時代以降は小学校、女学校、図書館として利用されました。

内部に入ると幅4.5ｍ、奥行き13.6ｍの広大な土間が広がっており、多くの部屋が設けられている様は壮観で見どころです。

【旧伴家住宅】

まとめ

近江八幡市は八幡堀を中心に当時の面影を残す建物がたくさん現存しています。

それぞれをゆっくり見て回ると丸一日近江八幡市を楽しむ事ができるので、時間にゆとりをもって観光すると良いと思います。

近江八幡観光ウェブサイト

（一社）近江八幡観光物産協会

滋賀県近江八幡市の観光物産情報サイト。-水郷と古き商家のたたずまい-　近江八幡

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