明通寺の駐車場や見どころ(国宝の本堂、三重塔)を紹介!

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神社、仏閣

福井県小浜市にある明通寺。

宗派は真言宗御室派、山号は棡山(ゆずりさん)、御本尊は薬師如来。

806年に征夷大将軍 坂上田村麻呂によって創建されたと伝えられています。

本堂と三重塔は鎌倉時代に再建された木造建築物で、国宝に指定されています。

本堂には平安時代に作製され重要文化財に指定されている薬師如来坐像、深沙大将、降三世明王が安置され中世密教の様子を見る事ができます。

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明通寺・基本情報、アクセス

所在地:〒917-0237 福井県小浜市門前5-21

宗 派:真言宗御室派

御本尊:薬師如来

拝観時間:9:00~17:00(年中無休)

拝観料:500円

ウェブサイト:https://myotsuji.jimdofree.com/

明通寺・駐車場

明通寺駐車場

明通寺の東側に駐車場があります。

30台以上は止められる広い無料駐車場です。トイレは境内にあります。

明通寺・境内

参道

駐車場にある赤い橋で松永川を渡り山門下の階段に行きます。

山門・仁王門(市指定文化財)

階段下から見上げる山門

階段下から見あげる山門は圧巻です。

山門は1687年の江戸時代に再建された入母屋造りの二層の楼門です。

豪快な山門は迫力があり、見どころです。

山門と紅葉

山門は上層と下層に分かれ、下層には仁王像が安置されています。

仁王像(木造金剛力士像)は1264年に造られたと考えられていて、向かって右側に阿形、左側に吽形が睨みをきかせています。

紅葉の時期に訪れると山門と紅葉の組み合わせがとてもきれいです。

鐘楼

山門横の鐘楼

門の奥には鐘楼があります。

鐘楼の周りにも紅葉があり、大変きれいです。

鐘楼から少し行った所に受付があり、拝観料を払います。

棡木と池

棡木と鯉が泳ぐ池

鐘楼の奥には棡木(ゆずりぎ)と池があります。

明通寺の創設時期に大きな棡木を使用して、御本尊である薬師如来像、降三世明、王深沙大将の三体を彫って安置しました。

この事から棡山と云う山号になりました。

苔生した参道

本堂に続く参道は石畳みと苔生した緑がきれいで、風光明媚な景観となっています。

参道の横には杉や紅葉があり、紅葉の時期には紅く染まった景色を見る事ができると思われます。

本堂と三重塔(共に国宝)

風光明媚な空間に佇む本堂と三重塔

参道を抜けると右手に本堂、奥には三重塔が目の前に現れます。

本堂と三重塔は鎌倉時代に再建された木造建築物で、両方とも国宝に指定されています。

静かな山奥に佇む歴史ある本堂と三重塔は壮観で、見どころです。

鎌倉時代に再建された本堂(国宝)

本堂は1258年の鎌倉時代中期に再建されました。

単層入母屋造りの檜皮葺きで桁行5間、梁間6間あり、内部には御本尊である薬師如来像や深沙大将像、降三世明王像が安置されています。

悠久の時を経て現代に密教建築を伝える本堂は見どころです。

鎌倉時代に再建された三重塔(国宝)

三重塔は1270年の鎌倉時代中期に再建されました。

三重塔は高さが22.12m、建坪17.46㎡あり、三重に重ねられた大きな屋根が目を引きます。

本堂と共に700年余の時を経て現代に残されている貴重な木造建築物で見どころです。

三重塔と紅葉

内部は四天柱内を内陣として、正面に釈迦三尊、背面に阿弥陀三尊が安置され、四方壁と四天はしらには色鮮やかな十二天像壁画が描かれています。

普段は内部非公開ですが、特別公開される期間があるので要チェックです。

まとめ

客殿前の門と庭園

明通寺は鎌倉時代中期に建てられ国宝に指定されている本堂と三重塔が見どころです。

江戸時代に再建された豪快な山門も見どころです。

山中の自然豊かな中に佇む境内は趣があり、散策している心が落ち着く風光明媚なお寺です。

明通寺ウェブサイト

若狭国宝
福井県小浜市『明通寺』、深山幽谷の地にひっそりとたたずむ山寺。国宝指定の本堂・三重塔をはじめ、重文の仏像など数多くの文化財を擁する古刹です。

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