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【静岡県・諏訪原城】武田氏、徳川氏が築いた巨大な丸馬出が残るお城

お城

過去に訪れたお城を紹介します。

静岡県島田市の諏訪原城です。

1573年に武田勝頼が遠江へと侵攻する為の拠点として築かれました。

お城の東側は切り立った崖と大井川があり、後ろ堅固な縄張りです。

大手口である西、南側は丸馬出を複数築き、防御力を高めています。

武田氏が長篠の戦いで敗戦すると、徳川家康によって攻略されます。

その後、徳川氏のお城として使用されますが、武田氏が滅亡すると、お城も必要なくなり廃城となります。

現在でも、巨大な丸馬出や空堀が残り、当時の異様を垣間見る事ができます。

諏訪原城

所在地:静岡県島田市菊川

城 主:室賀氏、牧野氏、松平氏、今川氏

続日本100名城スタンプ場所:諏訪原城ビジターセンター

諏訪原城の南に諏訪原城ビジターセンターがあります。

こちらには8台程駐められる駐車場があります。

ビジターセンターでは諏訪原城の資料が豊富にあるので、まずはここで勉強すると良いです。

大手曲輪・武家屋敷跡

ビジターセンターから3分程歩いて行くと、大手曲輪と武家屋敷跡があります。

現在は平地になっていますが、当時は武家屋敷があったのでしょうか。

大手北外堀

大手曲輪の直ぐそばには、大手北外堀があります。

大手曲輪の北側の外郭の空堀です。

現在でも堀の跡が数十m残っています。

二の曲輪中馬出

大手北外堀の先には、二の曲輪中馬出が立ち塞がります。

綺麗に弧を描いた丸馬出と、その手前の三日月堀が圧巻です。空堀は深さ9m、堀幅20mにもなり、写真で伝わり辛いのが残念です。

いきなりクライマックス感があります。

土造りの丸馬出がここまで綺麗に残っているのは貴重ですね。必見です。

二の曲輪中馬出の土橋(南側)
二の曲輪中馬出の土橋(北側)

三日月堀に沿って歩いて行くと馬出内に入る為の、土橋があります。

人が一人通る位の幅で、土橋を通る敵を馬出内から攻撃出来るようになっています。

外堀

大手曲輪や丸馬出と二の曲輪を仕切る外堀です。

二の曲輪の全面に渡って堀があり、幅も20mあります。

この外堀が丸馬出の後ろにあるので、敵は丸馬出を突破しなければ二の曲輪へは辿り着きません。

鉄壁の構えですね。

二の曲輪から見た、二の曲輪中馬出

二の曲輪から見た、二の曲輪中馬出です。

外堀の奥に馬出があります。

馬出内に敵が侵入してきても二の曲輪から攻撃出来ます。

写真左側には馬出から二の曲輪に入る為の土橋があります。

こちらも人が一人通れる位の幅です。二の曲輪はかなり広い曲輪で、平地になっています。

二の曲輪と本曲輪を仕切る内堀

二の曲輪と本曲輪の間は、内堀で仕切られています。

本曲輪を取り囲むように内堀が築かれています。

内堀も外堀と同等の深さ、堀幅があり、迫力があります。

本曲輪への土橋

本曲輪へはこの土橋を渡って行きます。

土橋の幅は1~2m程はあります。両側を外堀に挟まれています。

本曲輪

本曲輪は諏訪原城の最深部です。

本曲輪は二の曲輪より少し小さい位の広さで、二重の櫓が組まれ物見役割をしていました。

東、北側は崖になっていて後ろ堅固の縄張りになっています。

さらに東には大井川が天然の堀として利用されています。

自然の地形を巧みに取り入れたお城造りがされています。

本曲輪からの景色

切り立った崖になっていて、奥には大井川が見えます。

カンカン井戸

本曲輪の南側から谷底に降りる道があります。

本曲輪の南にある水の手曲輪にはカンカン井戸があります。

石で井戸が組まれていて、この井戸で城内の水を確保していたと思われます。

二の曲輪と二の曲輪大手馬出を繋ぐ土橋

二の曲輪と二の曲輪大手馬出を繋ぐ土橋です。

この土橋の両側も外堀が築かれています。

諏訪原城は堀が綺麗な状態で残されているので、曲輪の形、縄張りが分かりやすいです。

諏訪神社

現在の二の曲輪大手馬出には諏訪神社が鎮座しています。

武田氏がお城を築いた際に建てられたようです。

二の曲輪南馬出

二の曲輪大手馬出の南東には、二の曲輪南馬出があります。

ここの馬出も形が綺麗に残っています。

二の曲輪東内馬出

さらに二の曲輪南馬出の東側には、二の曲輪東内馬出があります。

二の曲輪の前面に馬出がこれでもかと築かれていて、二の曲輪、本曲輪には敵を絶対に近づけないぞ、という意気込みが感じられます。

支城である諏訪原城でもここまで力を注いで築かなければ、戦国時代を生き抜いていけないということでしょうか。

戦国時代の厳しさが伝わってきます。

外堀

諏訪原城はとにかく良好に残る丸馬出と、前面にある空堀が必見です。

これだけの数の土造りの丸馬出が残っているのは大変貴重です。

現地に訪れて実際に見学すると、丸馬出と空堀の大きさに圧倒すると思いますので、是非現地に訪れることをオススメします。

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