静岡県三島市にある楽寿園。
楽寿園は三島駅の南側にある公園で、小浜池のそばに建つ楽寿館やどうぶつ広場、三島市郷土資料館などがあり、憩いの場所となっています。
公園の場所には古くは小浜山と呼ばれ、愛染院、浅間神社、広瀬神社の境内となっていました。
1890年に小松宮彰仁親王の別邸が造営され、1911年には韓国王世子である理垠の別邸となりました。
楽寿園は富士山の噴火により形成された三島溶岩流で独特な景観となっていて、1954年に国の天然記念物、名勝に指定されました。
楽寿園・基本情報、アクセス
所在地:〒411-0036 静岡県三島市一番町19-3
開園時間:4月~10月 9:00~17:00(入園は16:30まで)
11月~3月 9:00~16:30(入園は16:00まで)
入園料:一般 300円・年間入園券1000円
休園日:月曜日(月曜日が祝日、休日の場合は翌日休園)・年末年始(12月27日~1月2日)
ウェブサイト:三島市立公園 楽寿園
楽寿園・駐車場
楽寿園の北側に楽寿園専用駐車場があります。
82台程停められる広さの有料駐車場です。トイレは園内にあります。
【楽寿園駐車場】
料 金:2時間まで200円、以後30分毎に50円
営業時間:9:00~17:00(11月~3月の間は16:30迄)
楽寿園・園内
どうぶつ広場
楽寿園の北西側には「どうぶつ広場」があります。
どうぶつ広場にはカピバラやアルパカ、ミニブタ、ミニチュアホース、レッサーパンダなどの様々な動物がいます。
土曜日の10:00~11:00にはウサギとモルモットを実際に触る事が出来るイベントも実施されています。
楽寿園の入園料300円でたくさんの動物を見る事ができて、見どころです。
三島市郷土資料館
楽寿園の西側には「三島市郷土資料館」があります。
1階では企画展室があり、三島市に関する様々なテーマ展が実施されます。
2階では三島市の農家の道具や職人の道具などが展示されていて、3階では三島市の旧石器時代から現代までの資料の展示がされています。
楽寿園の入園料のみで見る事ができるので、お得です。
小浜池
楽寿園の中心に小浜池があります。
小浜池には富士山から流れ出た溶岩が至る所にあり、独特な景観となっています。
小浜池の中心に湧水ヵ所があり、時期によって池の水がある時とない時があります。
夏に水位が上がり、冬に水位が下がる傾向があり、楽寿園のホームページで過去の水位のデータを確認する事が出来ます。
小浜池の周りには石橋や大きな燈籠、松などがあり、溶岩と相まって趣がある景観となっています。
他では中々見られない景観の小浜池は、楽寿園の一番の見どころとなっています。
楽寿館(三島市指定文化財)
小浜池の北側には楽寿館があります。
楽寿館は明治23年に小松宮彰仁親王の別邸として建てられたもので、三島市の文化財に指定されています。
江戸時代の数寄屋造りで、内部には明治時代を代表する日本画家が描いた襖絵や天井絵などがあります。
楽寿館は明治時代の貴重な文化財であり、見どころです。
まとめ
【楽寿園の見どころ】
・富士山から流れ出た溶岩が独特な景観となっている小浜池
・明治時代の数寄屋造り京風建築の手法を現代に伝える楽寿館
・カピバラ、ポニー、レッサーパンダなどの様々な動物を見る事が出来るどうぶつ広場
ウェブサイト:三島市立公園 楽寿園
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