【朝日山城・藤枝市】のアクセスや、一ノ曲輪の土塁などの見どころを紹介!

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お城

お城の紹介をします。

静岡県藤枝市の朝日山城です。

室町時代に岡部氏が標高110mの山頂部に築いた山城です。

山麓には居館を築き自身の本拠地とし、山頂部は詰めの城として利用されました。

1532~1569年の間に、敵の脅威に備えるため改修が行われましたが、途中で必要性がなくなった為、完成することはありませんでした。

今川氏なき後は、重要な立地に位置していた為、武田氏や徳川氏により修復されました。

現在では、一ノ曲輪には土塁が残されていて、見どころとなっています。

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朝日山城・基本情報、アクセス

所在地:〒426-0001 静岡県藤枝市仮宿2外

城 主:岡部氏

形 式:山城・連郭式

文化財史跡:市指定史跡

日本100名城スタンプ場所:該当無し

朝日山城・駐車場

朝日山神社の東側の麓に、朝日稲荷神社の駐車場があります。

5~6台程駐められる、無料駐車場です。

朝日山城・縄張り

朝日山城縄張り図(現地案内板より)

朝日山城は標高110mの山頂部に築かれた山城です。

山頂部に一ノ曲輪があり、東側の尾根伝いに二ノ曲輪、三の曲輪が段々に築かれています。

そのほかにも、南曲輪や西曲輪、山下曲輪、水の手などの曲輪があり、防備を固めていました。

朝日山城・登城口

登城口

登城口

駐車場の横に朝日山城への登城口があります。

大きな朝日山城の標識があるので、分りやすいです。

登城口の横には展望台へ行く為の道があります。

展望台

展望台からの景色

展望台からは麓にある駐車場が見えます。

遠くには山が連なっていて、なかなか良い景色です。

空堀(竪堀)

空堀(竪堀)

登城口を登って行くと空堀の標識があります。

一見すると普通の谷に見えますが、人工敵に造られた空堀(竪堀)と説明が書かれています。

空堀(竪堀)

空堀(竪堀)の深さは4mあり、斜面に築かれています。

あまり人工敵に造られた空堀には見えません。

朝日山城・三ノ曲輪

説明板と鳥居

三ノ曲輪入口に立つ説明板と朝日神社の鳥居

急勾配な斜面と階段を15分程登っていくと、三ノ曲輪の入口に辿り着きます。

入口には朝日山城の説明板があるので、要チェックです。

四阿

三ノ曲輪に立つ四阿

三ノ曲輪は朝日山城の東側の先端部に築かれた曲輪です。

また、現在の三ノ曲輪には四阿が建てられています。

ベンチと朝日山城の復元図が掲示されているので、休憩しながら見ると良いです。

朝日山城・二ノ曲輪

朝日稲荷神社

二ノ曲輪に建つ、朝日稲荷神社

三ノ曲輪の一段上には、二ノ曲輪があります。

二ノ曲輪は、一ノ曲輪と三ノ曲輪の間に位置する曲輪です。

朝日稲荷神社

現在は朝日稲荷神社が建立されていて、立派のお社があります。

朝日稲荷神社のご祭神は、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)という神様です。

宇迦とは食べ物を意味していて、主食(稲)の生育をお守りしている神社です。

一ノ曲輪への標識

一ノ曲輪・土塁への案内標識

朝日山稲荷神社の脇には一ノ曲輪への標識が建てられています。

神社の横を通り一ノ曲輪へ行くことができます。

朝日山城・一ノ曲輪

一ノ曲輪 内部

一ノ曲輪 内部

朝日山の山頂部に築かれているのが一ノ曲輪です。

一ノ曲輪は東西57m、南北31mの長方形の形をした曲輪で、南側から西側にかけて土塁が築かれています。

土塁

一ノ曲輪の土塁

一ノ曲輪の土塁が現在でも残されています。

土塁の高さは1~2m程で、30m程続いています。

朝日山城で一番しっかりと残っているお城の遺構なので、見どころです。

一ノ曲輪の土塁

朝日山城は発掘調査がされていないらしく、もし調査が行われれば様々な事が分るかも知れません。

今川氏の重臣である岡部氏の居城なので、期待できると思います。

最後に

紫陽花と鳥居

朝日山城は一ノ曲輪に築かれた土塁が見どころです。

城跡は閑静な場所に佇んでいるので、ゆっくりとした時間が流れていて、落ち着いてお城を見る事ができます。

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