島原城の御城印や駐車場、見どころを紹介!

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お城

長崎県島原市にある島原城。

1616年に五条(奈良県)から松倉重政が入封され、1618年から7年の歳月をかけて築城されました。

この時に城下町も整備され、本丸に五重の天守が築かれ、二の丸、三の丸などの要所には三重櫓が建てられました。

しかし、領民に厳しい労働や年貢の取り立て、キリシタンの弾圧を行った事により、1637年に島原の乱が起こります。

一揆軍は天草四郎を総大将として島原城に攻め寄せますが、堅牢で防備を固めた城を落とすことは出来ませんでした。

乱を発生させてしまった松倉氏は改易となり、高力氏、松平氏、戸田氏、再び松平氏が城主となります。

1792年に普賢岳眉山が大崩落を起こし島原城下の大半が埋まってしまい、1万5千人の死者を出す島原大変と呼ばれる災害が発生します。

松平忠和が城主の時に明治維新を迎え、廃城により天守などの建築物は取り壊されました。

現在では大規模な高石垣と堀が残されていて、本丸には五重五階の天守閣、西の三重櫓、西望記念館(三重櫓)、民具資料館(三重櫓)が再建され見どころとなっています。

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島原城・基本情報、アクセス

所在地:〒855‐0036 長崎県島原市城内1‐1183‐1

城 主:松倉氏、高力氏、松平氏、戸田氏

形 式:平城

文化財史跡:県指定史跡

日本100名城スタンプ:天守閣受付窓口

島原城・御城印

島原城天守閣

 島原城 御城印 1枚300円

島原城の御城印が販売されています。

天守閣の窓口で1枚300円で購入する事が出来ます。

【島原城 天守閣】

所在地:〒855‐0036 長崎県島原市城内1丁目1183‐1

開館時間:9:00~17:30(入館は17:00まで)

入館料:大人700円、小・中・高校生350円

休館日:無休

ウェブサイト:島原城 公式ホームページ

島原城・駐車場

島原城駐車場

島原城の本丸内に駐車場があります。

駐車場の入口は西側にあり、90台停められる広さの有料駐車場です。

料金は1回で一般車両は500円、バイクは200円となっています。

島原城・縄張り図

島原城の縄張り図(現地案内板より)

島原城は島原半島東部の雲仙普賢岳から延びる丘陵地に築かれています。

本丸に五重の天守を建て、北に二の丸、三の丸を連ね、更に北側に家臣の屋敷を取り込んだ外曲輪があります。

本丸と二の丸は巨大な堀と高石垣が築かれ、本丸と二の丸の通路は1ヶ所のみで虎口は厳重な桝形虎口としています。

島原城・本丸

高石垣と堀

本丸西側の高石垣

島原城の本丸の外周部には堀と石垣が残されています。

本丸の石垣の高さは15m程、堀の幅は20m程はあるかと思われ圧巻の迫力となっています。

本丸の高石垣と幅広い堀は島原城の貴重な遺構で、迫力満点で見どころです。

本丸南西側の高石垣と堀

高石垣の隅部は長辺と短辺を交互に組み合わせた算木積みとなっていて、折れを多用する事により横矢掛かりが効率よく形成されています。

石垣の上には土塀が復元されているので、誰もがイメージするお城を見る事が出来ます。

屏風折れの高石垣と巨大な堀と奥に佇む眉山は壮観です。

天守閣

五重五階 高さ33mの天守閣

本丸には天守閣があります。

廃城時に天守は破却されてしまいましたが、当時の五重五階、破風がない層塔型の姿で復元されています。

内部はキリシタンや島原藩、甲冑、民俗などの資料が展示され、最上階は廻縁に出る事が出来る展望台となっています。

五重五階の層塔型の天守閣は外観が特徴的で、迫力もあり見どころです。

西の櫓

本丸の南西側にある西の櫓

本丸の南西側に西の櫓があります。

西の櫓は外観が三重の櫓で、内部はこけしや日本全国のお城の絵の展示がされています。

入館料は一人10円で、料金箱に入れるシステムとなっています。三階からは天守閣を一望する事も出来ます。

民具資料館

三重櫓の外観となっている民具資料館

本丸の北東側に民具資料館があります。

民具資料館も外観が三重櫓となっていて、明治や大正、昭和時代に使用されていた懐かしの民具が多数展示されています。

入館料は無料なので、見ておきたい場所となっております。

西望記念館

三重櫓の外観となっている西望記念館

本丸の南東側に西望記念館があります。

西望記念館も外観が三重の櫓となっていて、内部は文化勲章を受章した北村西望氏の彫刻作品が展示されています。

こちらも入館料は無料となっています。

島原御馬見所(国登録文化財)

江戸時代の貴重な城郭建築物である島原御馬見所

天守閣のやや北東側には御馬見所があります。

御馬見所は島原城の三の丸にあった建物で、幕末に藩主松平忠和の時に建てられました。

藩主が藩士の訓練を見る為の建物で、島原城の貴重な城郭建築物で見どころです。

島原城・二の丸

空堀(廊下橋跡)

本丸と二の丸の間の空堀

本丸と二の丸の間には大きな空堀が築かれています。

この場所には廊下橋が架けられていて、本丸に入る為の唯一の通路となっていました。

廊下橋を渡った先の本丸には桝形虎口が形成され、複数の鏡石が鎮座しています。

菖蒲園

二の丸北側の空堀

二の丸の外周部も本丸と同様に堀が築かれています。

現在も堀が残されていて実際に堀底に降りる事ができ、二の丸の石垣を見る事が出来ます。

二の丸北側の堀底は菖蒲園となっていて季節が合えば、紫色に染まる堀底を見る事も出来ます。

まとめ

本丸南側の堀、石垣、三重櫓(西望記念館)、天守閣

【島原城の見どころ】

本丸外周部の高さ15mの高石垣と幅20mにも及ぶ長大な空堀

本丸の五重五階 層塔型で外観が特徴的な復元された天守閣

天守閣とともに復元された三基の三重櫓(西の櫓、民具資料館、西望記念館)

本丸に移築された江戸時代の貴重な城郭建築物である御馬見所

ウェブサイト:島原城 公式ホームページ

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