平戸城の駐車場や御城印、見どころを紹介!

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お城

長崎県平戸市にある平戸城(ひらどじょう)。

1599年に松浦鎮信(法印)は日之嶽に日の岳城を築城しますが、1600年の関ヶ原の戦いの頃に徳川家康に嫌疑をかけられた為、城を一部破却します。

1613年に松浦鎮信(法印)は豊臣家と関係が深かった為、幕府から疑われ完成したばかりの日の岳城に自ら火を放ち焼却します。

以後、松浦氏は御館(現在の松浦氏史料博物館)を本拠としました。

松浦鎮信(天祥)の頃に御館で藩政を行うには手狭となった為、1704年の松浦棟(たかし)の時に平戸城を築城し、1718年に完成します。

1871年に廃城令により廃城となり、北虎口門と狸櫓を残し破却されました。

現在でも北虎口門と狸櫓や大手御門の石垣などが現存し、天守閣や見奏櫓、懐柔櫓、地蔵坂櫓、乾櫓が再建され見どころとなっています。

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平戸城・基本情報、アクセス

所在地:〒859-5121 長崎県平戸市岩の上町1458

城 主:松浦氏

形 式:平山城

文化財史跡:ー

日本100名城スタンプ:平戸城天守閣

平戸城・駐車場

平戸城無料駐車場

平戸城の北側に「平戸城無料駐車場」があります。

100台程停められる広さの無料駐車場です。トイレは駐車場内や平戸城内にあります。

平戸城・御城印

平戸城天守閣

 平戸城 御城印 1枚300円

平戸城の御城印が販売されています。

平戸城の天守閣内の窓口で1枚350円で購入する事が出来ます。

また、ヒノキを使用した御城印帳も販売されています。

【平戸城天守閣】

所在地:〒859-5152 長崎県平戸市岩の上町1458番地

開館時間:4月1日~9月30日 8:30~18:00・10月1日~3月31日 8:30~17:00

入館料:大人520円、高校生310円、小・中学生200円

休館日:12月30日、12月31日

ウェブサイト:平戸城公式ウェブサイト

平戸城・縄張り図

平戸城の縄張り図(現地案内板より)

平戸城は平戸港を見下ろす平戸瀬戸に突き出た丘陵地に築かれている平山城です。

北、西、東側を海に囲まれ丘陵の頂部に本丸、南側に二の丸、東側に三の丸を配置しています。

江戸時代中期に再建する際に山鹿素行の軍学である、山鹿流で縄張りが行われた珍しい城郭となっています。

平戸城・二の丸

大手御門

大手御門の石垣

二の丸の南側に大手御門があります。

大手御門は平戸城の正門で石垣により左、右へ折れる様になっていて、桝形が形成されています。

大きな石材が使用されていて内部には雁木も残されていて、厳重な入口であることが分かります。

二の大手御門

二の大手御門の石垣

大手御門から50m程進んだ所に二の大手御門があります。

二の大手御門も石垣により左、右へと折れ桝形が形成されています。

二の大手御門の石垣は高さが6~7m程はあるかと思われ、迫力があり見どころです。

乾櫓

天守代用として利用されていた乾櫓

二の丸の西側には乾櫓があります。

平戸城に天守が建てられる事がなく、二の丸にあった三重三階の乾櫓が天守代用であったと云われています。

現在の乾櫓は再建されたもので、レストラン兼カフェとなっています。

北虎口門

平戸城の現存建築物である北虎口門

二の丸の北側に北虎口門があります。

北虎口門は現存の木造城郭建築物で、石垣と石垣の間に渡された渡櫓の形式となっています。

櫓部分の下部は下見板張り、上部は白漆喰で窓の内側が白くなっていて独特な外観となっています。

平戸城の貴重な現存の城郭建築物である北虎口門は見どころです。

狸櫓

現在はお土産屋となっている狸門

北虎口門の横、北東側に狸櫓があります。

狸櫓は藩政時代の櫓で、ある時櫓内の床下に狸が住みだし、1830年に櫓の修理の為床板をはぎ取りました。

ある夜、小姓に化けた狸が藩主の寝所に現れて、我らを櫓に住まわせて頂きたい。そうすれば城の守護すると懇願しました。

翌日床を元通りに戻してやったという伝説があり、狸櫓と呼ばれています。

地蔵坂櫓

二の丸北側を守る地蔵坂櫓

北虎口門の南西側に地蔵坂櫓があります。

地蔵坂櫓は北虎口門と乾櫓の間にある櫓で、石垣が張り出している為、北虎口門に迫る敵を攻撃する事が出来ます。

土塀の先の石垣の上にそびえる地蔵坂櫓はカッコ良いです。

懐柔櫓

常設の宿泊施設「城泊」 懐柔櫓

二の丸の東側に懐柔櫓があります。

懐柔櫓は日本100名城で初の常設宿泊施設で、宿泊が可能な櫓となっています。

お城に宿泊できる所と云えば大洲城がありますが、大洲城よりはリーズナブルな金額となっています。

ウェブサイト:平戸城 懐柔櫓 Castle Stay

見奏櫓

崖の上に建てられていて海を見る事が出来る見奏櫓

懐柔櫓の北側に見奏櫓があります。

見奏櫓は「五段ハグチ」と呼ばれる急な崖の上に石垣が積まれて、その上に建てられています。

櫓の周囲からは平戸の海を見る事ができ、絶景となっています。

絶壁の石垣の上に建てられていて、海を見渡す事が出来る見奏櫓は壮観で見どころです。

平戸城・本丸

虎口跡

本丸虎口の石垣と天守閣

本丸の南側に虎口があります。

虎口は石垣で桝形が形成されていて、左に曲がり石段を上がった所が本丸内部となっています。

虎口の入口には門があり、石垣の上には土塀も再現されているので、厳重な門という事が分かります。

天守閣

平戸城の資料館となっている天守閣

本丸に天守閣が建てられています。

当時は天守閣が建てられる事が無かったので模擬天守閣となっています。

天守閣の内部は平戸城のジオラマや歴史に関する資料が展示されていて、最上階は展望台となっているので見奏櫓や懐柔櫓、海を一望する事が出来ます。

【平戸城 天守閣】

所在地:〒859-5152 長崎県平戸市岩の上町1458番地

開館時間:4月1日~9月30日 8:30~18:00・10月1日~3月31日 8:30~17:00

入館料:大人520円、高校生310円、小・中学生200円

休館日:12月30日、12月31日

ウェブサイト:平戸城公式ウェブサイト

二の丸から見た天守閣

天守閣内の受付に日本100名城のスタンプが設置されています。

模擬天守閣となっていますが、最高所の本丸に建っている姿は平戸城のシンボルとなっていて見どころです。

まとめ

西側対岸から見た平戸城

【平戸城の見どころ】

平戸城の貴重な現存城郭建築物であり、独特な外観である北虎口門

急崖の石垣の上に建てられていて平戸の海を見渡す事が出来る見奏櫓

本丸に建てられていて多数の資料が展示され、平戸城の象徴となっている模擬天守閣

高さ6~7m程の石垣が積まれ、桝形が形成されている二の大手御門

ウェブサイト:平戸城公式ウェブサイト

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