愛知県岡崎市にある岩津天満宮。
江戸時代、信光明寺の22世である一誉上人は将軍拝賀の為江戸に向かいますが、途中で病に倒れてしまいます。
天満宮で病気回復の祈願をしたところ病が癒えて、無事将軍に拝賀する事ができました。
帰路の途中、鎌倉・荏柄山天満宮より分霊を頂き、岩津山の頂に祠を建て、岩津天満宮が創建されました。
御祭神は学問の神である菅原道真公で、学業成就はもちろん厄除け、病除けなどの御利益があり参拝者で賑わっています。
岩津天満宮・基本情報、アクセス
岩津天満宮・駐車場
岩津天満宮の境内に第一駐車場と第二駐車場があり、合わせて45台程停められる広さがあります。
トイレは境内にあります。
麓の鳥居の横にある駐車場はバス専用となっています。
岩津天満宮・境内
二の鳥居
岩津天満宮の麓に二の鳥居があります。
二の鳥居の先には神橋があり、神橋の欄干には願掛け撫で牛があり、願い事をとなえながら渡るとご利益があると云われています。
二の鳥居から西に400m程の所には朱い大鳥居があります。
稲荷社
参道の階段を登ると左手に稲荷社があります。
京都の伏見稲荷から分霊された稲荷社で、五穀豊穣や商売繁盛の御利益があります。
朱い多数の鳥居と狐の像が特徴的です。
願掛け撫で牛
参道の階段を登り切ると願掛け撫で牛があります。
願掛け撫で牛は江戸時代後期に奉納された撫で牛で、牛の頭を撫でてから自分の頭を撫でると頭が良くなると云われています。
また、体の悪い部分を撫でると良くなると云われています。
拝殿
岩津天満宮の中心に拝殿があります。
拝殿は大正8年に再建された岩津天満宮の中心的な建物で、背後に本殿があります。
朱色の柱が特徴的で、大きな屋根や岩津天満宮と書かれた青い扁額が目に入ります。
神楽殿
拝殿の左側に神楽殿があります。
神楽殿は昭和4年に建てられた天神様に神楽や舞を奉納する為の建物です。
神楽殿の前には干支の絵が描かれた大きな絵馬があり、毎年更新されるようです。
厄割石
神楽殿の横には厄割石があります。
かわらけに「祓い給ひ、清め給へ」と唱えてから石に投げつけて割ると厄祓いができるようです。
水掛け牛
神楽殿の手前には水掛け牛があります。
水掛け牛はその年の吉方を向いていて、学業上達や厄除け、病除、良縁などの願いをこめて柄杓で水をかけると願いが叶うと云われています。
余香殿なおらい
拝殿の左側には「余香殿なおらい」と云うショップ兼カフェがあります。
カフェでは「戌の日団子」というあんにきな粉がかけられたお団子やコーヒーやお茶、また軽食も食べる事ができます。
【余香殿なおらい】
まとめ
【岩津天満宮の見どころ】
・朱色や青色、金色などの色鮮やかな拝殿
・撫でると頭が良くなる、体の悪い部分が良くなると云われている願掛け撫で牛
・毎年更新される大きな干支の絵が描かれた大きな絵馬と神楽殿
ウェブサイト:学問の守り神 岩津天満宮
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