沓掛城の駐車場や御城印、見どころ(空堀、曲輪など)を紹介!

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お城

愛知県豊明市にある沓掛城。

応永年間(1394~1428年)に近藤宗光がこの地に城を築いたと云われています。

1560年、尾張を攻略する為に2万5千の大軍を率いた今川義元が沓掛城に入城し、軍評定を開き大高城への兵糧入れや諸将への指示を行いました。

翌日、今川義元は大高道を通り桶狭間に入った所で、織田信長の攻撃を受け討ち死にしてしまいます。

有名な桶狭間の戦いです。

この時に沓掛城主は近藤景春で、沓掛城に戻り刈谷攻めなどを行いましたが、織田勢の攻撃を受け城は落城、景春は討ち死にしました。

桶狭間の戦いで功があった簗田政綱が沓掛城主となりますが、1575年に加賀天神山城主となった為、織田信照、川口宗勝と城主が変わりました。

1600年の関ヶ原の戦いで川口宗勝は西軍に参陣し敗れた為、沓掛城は廃城となりました。

現在では沓掛城址公園として整備され、本丸、二の丸、諏訪曲輪などの曲輪跡が残されており、本丸の空堀が見どころとなっています。

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沓掛城・基本情報、アクセス

所在地:〒470‐1101 愛知県豊明市沓掛町東本郷11

城 主:近藤氏、簗田氏、織田氏、川口氏

形 式:平城

文化財史跡:市指定史跡

日本100名城スタンプ:該当なし

沓掛城・駐車場

沓掛城址公園駐車場

沓掛城の北側に沓掛城址公園の駐車場があります。

10台ほど止められる大きさの無料駐車場です。

トイレも完備しています。

沓掛城・御城印

 沓掛城 御城印 1枚300円

沓掛城の御城印が販売されています。

「豊明市役所」の2階 産業支援課窓口で1枚300円で購入する事ができます。

市役所なので平日しか開いておらず、注意が必要です。

【豊明市役所】

所在地:〒470‐1195 愛知県豊明市新田町子持松1‐1

営業時間:8:30~17:00

休業日:土、日曜日

沓掛城・本丸

入口

空堀に架かる橋

本丸の北側の入口には空堀を渡る為の橋が架けられています。

橋を渡った先が本丸です。

空堀

本丸北側の空堀

本丸の外周部は空堀で囲まれています。

特に本丸北側の空堀は規模が大きく良好に残されているので、沓掛城で一番の見どころです。

夏に訪れると写真のように草がボーボーなので、やはり冬に見学するのが良いかと思います。

本丸と諏訪曲輪の間の空堀

本丸西側の空堀は夏場でも草があまり生えていないので、空堀がハッキリと見ることができます。

空堀の深さは3~4m、幅は5~6m程あり、なかなか迫力があります。

曲輪内部

大手門付近にある石碑と説明板

本丸の南側に大手門跡があります。

大手門は本丸と二の丸を繋ぐ門で、現在遺構は跡のみとなっています。

沓掛城の石碑と説明板が設置されています。

井戸跡

本丸中央にある井戸跡

本丸には井戸跡がありますが、これ以外には特に何もありません。

桶狭間の戦いの前日に今川義元がこの沓掛城に宿泊した後、桶狭間で討ち取られたと思うと感慨深いです。

歴史に「もしも」はありませんが、今川義元が沓掛城にしばらく滞在していたらとか考えてしまいます。

沓掛城・諏訪曲輪

空堀

諏訪曲輪の入口に架かる橋

本丸の西側に諏訪曲輪があります。

諏訪曲輪と本丸の間には空堀が築かれていて、橋を渡り諏訪曲輪に入ります。

曲輪内部

木々が生い茂っている諏訪曲輪

諏訪曲輪は本丸の半分位の広さの曲輪です。

諏訪曲輪は一段高い場所にあり、現在は木々が生える林となっています。

まとめ

北側から見た本丸全景

沓掛城は本丸の北側、西側に築かれている空堀が見どころです。

遺構はそこまで多くはないですが、桶狭間の戦いの前日に今川義元が宿泊したお城なので、思いを馳せ歴史ロマンに浸ることができます。

沓掛城址公園ウェブサイト

 https://www.aichi-now.jp/spots/detail/3046/

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