根城の御城印やスタンプ、見どころを紹介!

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お城

青森県八戸市にある根城。

1334年に南部師行により築城されたと云われています。

南部氏は鎌倉幕府の御家人であり、南北朝時代に北畠顕家に従い奥州に勢力を持ち根城は本拠として機能しました。

1590年に三戸城の宗家の南部信直が豊臣秀吉により領地が認められ、根城南部氏は家臣格となりました。

1627年に根城南部氏は遠野へ領地替えとなり、根城は廃城となります。

現在城跡は国の史跡に指定され、本丸には主殿や馬屋、鍛冶工房、納屋などが復元、空堀、八戸城の東門が移築され見どころとなっています。

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根城・基本情報、アクセス

所在地:〒039‐1166 青森県八戸市根城字根城47

城 主:南部氏

形 式:平山城

文化財史跡:国指定史跡

日本100名城スタンプ場所:八戸市博物館受付・史跡根城の広場料金所・

             史跡根城ボランティアガイドハウス窓口

根城・日本100名城スタンプ

日本100名城のスタンプが設置されている八戸市博物館

日本100名城のスタンプは「八戸市博物館」の受付に設置されています。

他にも「史跡根城の広場料金所」、「史跡根城ボランティアガイドハウス窓口」にも設置されています。

博物館では根城や八戸城に関する資料はもちろん、古代から江戸時代、八戸の民俗展示などがあり、必見となっています。

【八戸市博物館】

所在地:〒039‐1166 青森県八戸市根城東構35‐1

開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)

入館料:一般250円・高校生、大学生150円(根城の広場との共通券あり)

休館日:月曜日・祝日の翌日(土、日曜日は開館)・年末年始(12月27日~1月4日)

ウェブサイト:八戸市博物館・史跡 根城の広場

根城・御城印

御城印が販売している八戸市博物館

 根城 御城印 1枚300円

根城の御城印が販売しています。

「八戸市博物館」で1枚300円で購入することが出来ます。季節によりデザインが違うものがあります。

根城・駐車場

博物館横にある根城 駐車場

「八戸市博物館」の前に根城 駐車場があります。

15台程停められる広さの無料駐車場です。トイレは駐車場内に完備しています。

また、奥に行った所には広い駐車場もあるので、安心です。

根城・東善寺館

旧八戸城東門(市有形文化財)

史跡 根城の広場の入口に移築されている旧八戸城東門

史跡 根城の広場の入口に旧八戸城東門があります。

この門は八戸城の東門で、1857年大風で倒れて家臣の小幡氏の門として利用されていました。

八戸城の東門は根城で使用されていた門とも云われ、貴重な城門となっていて見どころです。

空堀

堀底に降りて歩くことが出来る空堀

東善寺館の東側には空堀が築かれています。

現在の空堀は保護のため盛り土されていますが、元々はV字型の堀で深さは4m程ありました。

東善寺館東側の空堀は長大で、堀底を歩けば大きさが体感出来て見どころです。

根城・中館

空堀

中館東側の空堀と桜

中館の東側には空堀が残されています。

こちらの空堀も整備の為盛り土されていますが、当時は3m程の深さがありました。

現在でも1m程掘ると水が流れている為、当時は水堀であった可能性があります。

復元建物

中館内に建てられている建物

中館は本丸と東善寺館の間にある曲輪で、八戸氏の家臣の館があったと考えられています。

また、南側には沢里館、南東側には岡前館という家臣の館(曲輪)が築かれていました。

東善寺館は八戸家に関連するお寺と云われています。

根城・本丸

木橋跡

中館から見た本丸東側の木橋跡

本丸の東側、史跡根城の広場の入口には空堀跡、木橋跡があります。

本丸と中館の間には空堀が築かれていて、中館から本丸を見ると高低差があることが分かります。

当時は空堀に木橋が架けられていて、敵が迫った際には橋を落として侵入を防いだと考えられています。

【史跡 根城の広場】

所在地:〒039‐1166 青森県八戸市大字根城字根城47

開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)

入館料:一般250円・高校生、大学生150円(八戸市博物館との共通券あり)

休館日:月曜日・祝日の翌日(土、日曜日は開館)・年末年始(12月27日~1月4日)

ウェブサイト:史跡根城の広場

主殿

復元された主殿・内部では儀式の様子や二之間、控ノ間などが見学出来る

根城は北側に馬淵川、西側に西ノ沢がある丘陵地に築かれていて、本丸は根城の西側に位置しています。

本丸は八戸家当主の館があった曲輪で、現在では主殿や馬屋、鍛冶工房、納屋など10棟以上の建物が復元されています。

本丸の中心に復元されている主殿は当主が来客と対面したり、儀式を執り行ったりする場所です。

主殿は内部に入り見学する事もでき、大きく迫力ある館は根城一番の見どころです。

中馬屋

全長が20m以上ある中馬屋

主殿の北側には中馬屋が復元されています。

中馬屋は来客の馬が繋がれた場所で、主殿の直ぐ横には上馬屋があり、当主の馬が繋がれていました。

馬屋は当時の様子を見る事が出来て、見どころです。

鍛冶工房

茅葺き屋根で地面より低い場所に建てられている鍛冶工房

主殿の南側には鍛冶工房という建物が復元されています。

鍛冶工房は地面から90㎝下にある鍛冶場で、当時は甲冑や刀の部品が造られていました。

内部には鍛冶の道具が置かれていて、当時の様子が分かります。

板蔵

奥御殿で使用される道具が保管された板蔵

鍛冶工房の横には板蔵が復元されています。

板蔵は当主や家族が奥御殿で使用する道具や衣類が保管されていた場所です。

内部に保管された道具を守る為に、厚さ6㎝の板で上部に建てられています。

まとめ

主殿と桜と常御殿の平面展示

【根城の見どころ】

本丸に復元され当主の儀式や内部の様子が分かり、大きく迫力ある主殿

本丸内に復元された馬屋や鍛冶工房、板蔵などの建物群

東善寺東側の堀底に降りられる長大な空堀

史跡 根城の広場の入口に移築されている貴重な建築物である旧八戸城東門

ウェブサイト:八戸市博物館・史跡 根城の広場

青森県のオススメのお城:三戸城

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