宮崎県宮崎市にある天ヶ城。
戦国時代に伊東氏48城のひとつに数えられていた内山城が始まりです。
1600年に島津氏当主の島津義弘が領国東端部の防衛のために、久津良の内山城を改修し天ヶ城としました。
城の麓には鹿児島藩内から700余家を移住させて、高岡郷が創設されます。
江戸時代には穆佐郷、倉岡郷、綾郷とともに、関外四ヶ郷と呼ばれ、鹿児島藩東部の要となりました。
1615年の一国一城令により廃城となり、行政の機能は地頭仮屋に移されました。
現在城跡は、天ヶ城公園として整備され、天守閣の外観をした天ヶ城歴史民俗資料館、石垣などがあり見どころとなっています。
天ヶ城・基本情報、アクセス
所在地:〒880‐2321 宮崎県宮崎市高岡町内山3003
城 主:伊東氏(野村松綱)、島津氏(比志島国貞)
形 式:山城
文化財史跡:市指定史跡
日本100名城スタンプ:該当なし
天ヶ城・駐車場

天ヶ城の南西側に「天ヶ城公園駐車場」があります。
200台程停められる広さの無料駐車場です。トイレは公園内や天ヶ城歴史民俗資料館内にあります。
天ヶ城・天ヶ城公園
さくら広場

駐車場の横にはさくら広場と呼ばれる、大きな平坦地が広がっています。
広場には遊具も設置されていて、子供たちの憩いの場となっています。
当時は西の丸として利用されていたようで、大きな曲輪となっています。
石垣

本丸の近く、櫓門の横には石垣があります。
石垣は高さ3m程で、割石を使用した打込接ぎという積み方となっています。
この石垣に関する資料がなく当時に築かれたものか、近代に築かれたものかは分かりませんが、立派な石垣となっています。
櫓門

天守閣(天ヶ城歴史民俗資料館)への入口には櫓門が建てられています。
櫓門は史実に基づくものではなく、模擬のものとなっていますがお城の雰囲気が感じられます。
石垣と塀

櫓門の横には石垣と塀があります。
石垣はこちらも高さ3m程ですが、上部に塀が建てられています。塀は狭間が切られていないので、近代に建てられたものとなっています。
この石垣と塀は全長が50m以上もあり、迫力があります。
天守閣と冠木門

櫓門をくぐって階段を登った先には冠木門があります。
この場所からは天守閣と冠木門、塀が一度に見れる為、良い景観となっています。
冠木門も史実に基づくものではないと思われます。
本丸跡

天守閣の南西側には本丸跡があります。
本丸は現在パターゴルフ場となっていて、遺構は埋め立てられています。
1991年に資料館を建てる為の事前発掘調査では、幅4m、深さ3mのV字型の堀や柵列、建物跡が確認されています。
天守閣(天ヶ城歴史民俗資料館)

本丸跡には天守閣(天ヶ城歴史民俗資料館)があります。
内部は高岡の中世、江戸時代の歴史や大淀川と町の関わりなどの資料が展示されています。
天守閣は史実に基づくものではないですが、高岡の歴史を伝える場所となっていて、見どころです。
【天ヶ城歴史民俗資料館】
所在地:〒880‐2321 宮崎県宮崎市高岡町内山3003‐5
開館時間:9:00~16:30(入館は16:00まで)
入館料:無料
休館日:月曜日~金曜日の平日、年末年始(土、日、祝日のみ開館)
ウェブサイト:宮崎市天ヶ城歴史民俗資料館
景色

天守閣の最上階は展望台となっています。
展望台からは大淀川や高岡の町並み、西側には霧島連峰、東側には日向灘などが見る事ができます。
まとめ

【天ヶ城の見どころ】
・高岡の歴史を伝え町のシンボルとなっている天守閣(天ヶ城歴史民俗資料館)
・大淀川や霧島連峰、日向灘が見る事が出来る天守閣の展望台
・櫓門と高さ3m、長さ50mと長大な石垣
ウェブサイト:宮崎市天ヶ城歴史民俗資料館

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