トヨタグループの創始者である、豊田佐吉の記念館を紹介します。
豊田佐吉は、1867年に静岡県湖西市で生まれました。
豊田記念館には、当時佐吉が過ごした生家が復元されている他、佐吉が40歳の時に母親の為に建てた、母屋や物置が現存しています。
小高い裏山からは、浜名湖を眼下に見ることができ、天気が良い日には富士山が見える事もあります。
豊田佐吉記念館は、当時の佐吉が過ごした屋敷が残されていて、佐吉の生い立ちを知る事ができる施設となっています。
豊田佐吉記念館・基本情報、アクセス
所在地:〒431-0443 静岡県湖西市山口113-2
開館時間:4月~9月末 9:30~17:00・10月~3月末 9:30~16:30
休業日:水曜日 年末12月26日~12月31日・年始1月6日~1月8日
入場料:無料
豊田佐吉記念館・駐車場
豊田佐吉記念館の南側に、専用駐車場があります。
20台程駐められる無料駐車場です。
豊田佐吉記念館・入口
駐車場の直ぐ近くに、豊田佐吉記念館の入口があります。
入場料が無料なのが、ありがたいです。
豊田佐吉記念館・母屋
入口へ入ると左手に母屋があります。
母屋は佐吉が40歳の時に母の為に建てた、木造2階建ての建物です。
内部は公開されていませんが、佐吉が「障子を開けて見よ、外は広いぞ」と言ったとされる場所がこの母屋にあるとも云われています。
また、主屋の向いには展示室があり、佐吉の開発したG型自動織機や特許証など様々なゆかりの品が展示されています。
豊田佐吉記念館・納屋
母屋の先には、納屋があります。
佐吉はこの納屋の中で、父親に隠れて研究をしていたと云われています。
元屋敷の奥に建てられていたものを、この場所に移築されました。
豊田佐吉記念館・井戸(水道)
納屋の先には、井戸(水道)があります。
この水道は佐吉が、山にパイプを通し、杉の葉、小石、砂で濾過し、生活用水として利用していました。
現在でも修理され、水が流れているようで、水道まで自作してしまうなんで、驚きです。
豊田佐吉記念館・展望台
水道から山を登ると、展望台があります。
展望台からは浜名湖や、晴れて空気が澄んでいるときには、富士山も見る事ができます。
残念ながら私が行った時には、富士山は見えなかったです。
冬の晴れた日なら見えるかも知れませんね。
豊田佐吉記念館・元屋敷
展望台を降りて行くと、元屋敷(佐吉生家跡)があります。
佐吉の父親の伊吉が住んだ場所で、トヨタ自動車を創業した喜一郎もこの場所で生まれました。
ここから日本が誇るトヨタが誕生したゆかりの場所と思うと、感心してしまいます。
豊田佐吉記念館・佐吉生家
元屋敷の先には、佐吉の生家が復元されています。
生家は土間と部屋が数部屋ある程度の規模で、恐らく当時としては一般的な大きさの家といった印象を受けます。
内部に入って見学する事ができるので、当時の生活感が伝わってきます。
最後に
豊田佐吉記念館は、日本の産業に多大な貢献をした豊田佐吉の生い立ちや情熱を感じ取る事ができる場所です。
専用駐車場があり、入場料も無料なので、気軽に豊田佐吉の歴史に触れてみるもの良いかと思います。
豊田佐吉記念館ウェブサイト
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