栗林公園の見どころ(飛来峰、掬月亭など)を紹介!

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雑記

香川県高松市にある栗林公園。

16世紀後半に豪族佐藤氏により築庭された事が始まりです。

1625年に生駒高俊により南湖一帯が整備され現在の原型が造られました。

1642年に初代高松藩主の松平頼重に引き継がれ、5代頼恭の時に完成されて、松平家の下屋敷として利用されました。

1875年に県立公園として一般に公開され、1953年に特別名勝に指定されました。

総面積23万坪の大名庭園には紫雲山を借景として、飛来峰、偃月橋、掬月亭、旧日暮亭などの名所があり見どころとなっています。

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栗林公園・基本情報、アクセス

所在地:〒760‐0073 香川県高松市栗林町

開園時間:1月、12月 7:00~17:00 ・ 2月 7:00~17:30

     3月 6:30~18:00 ・ 4月、5月、9月5:30~18:30

     6月、7月、8月 5:30~19:00 ・ 10月 6:00~17:30

     11月 6:30~17:00

入園料:大人410円・小人170円

休園日:年中無休

ウェブサイト:栗林公園 香川観光協会公式サイト

栗林公園・駐車場

栗林公園の東側と北側に専用駐車場があります。

東門駐車場は30台、北門駐車場は32台停められる県営駐車場です。

料金は25分毎に100円となっています。

栗林公園・園内

芙蓉峰(北湖)

芙蓉峰から見る北湖と紫雲山

芙蓉峰は北湖の東側にあり、北湖と奥に借景である紫雲富士を一望する事ができます。

芙蓉峰は富士山の形をしている築山で、北湖には2つの島が浮かび、奥にある赤い梅林橋が印象的です。

飛来峰(南湖)

飛来峰から見る南湖と偃月橋

飛来峰は南湖の東側にある築山で、頂部からは南湖、偃月橋、掬月亭を一望する事ができます。

飛来峰は中国の杭州にある名勝地から名付けられ、富士山を模して造られています。

飛来峰から見る南湖、偃月橋、掬月亭、借景の紫雲山は壮観で、栗林公園一番の見どころとなっています。

掬月亭

松と紅葉の奥に佇む掬月亭

南湖の湖岸にあるのが掬月亭です。

掬月亭は四方正面の数寄屋風書院造りの建物で、歴代藩主が大茶屋と呼び愛されました。

掬月亭の前に広がる庭園

掬月亭は唐詩の一句である「水を掬すれば月手に在り」から名付けられました。

また、掬月亭では南湖を眺めながら抹茶や煎茶を頂くことができます。

南湖のそばに佇む掬月亭は庭園中心的な建物で、風流があり見どころです。

【掬月亭】

営業時間:9:00~16:30(入館は16:00まで)

入亭料:抹茶付き 大人700円・小人500円

    煎茶付き 大人500円・小人400円

旧日暮亭

桶樋滝のそばにある旧日暮亭

旧日暮亭は1700年頃に建てられた、「考槃亭」という茶室が栗林公園内に移築された建物です。

江戸時代に建てられた貴重な茶室で茅葺きの屋根や土壁、丸い格子の付いた窓など趣があります。

石壁(赤壁)

奥に桶樋滝が見える石壁(赤壁)

石壁は通称赤壁と呼ばれています。

中国の揚子江にある景勝地で、北宋の詩人 蘇軾(そしょく)が「赤壁賦」から名付けられています。

自然の岩盤を庭園に取り込んでいてスケールが大きいです。

日暮亭

かつて江戸時代に茶室があった跡地に建つ日暮亭

日暮亭は明治時代に建てられ、片桐石州(貞昌)を流祖とする石州流の茶室となっています。

1999年に保存修理が行われ、内部は5つの部屋が設けられています。

お手植松

大きく立派なお手植えの松

お手植松は昭和天皇や大正時代にご来園された皇室の方々と、英国王エドワード8世がお手植えになった松です。

お手植松の近くには鶴亀松と云われる園内で最も美しい松があります。

商工奨励館

大きな唐破風の玄関が特徴的な商工奨励館

商工奨励館は1899年に香川県立博物館として建てられた建物で、現在は栗林公園の情報や伝統工芸品の展示が行われています。

本館、西館、東館、北館が廊下によって結ばれている廻廊の構造となっています。

商工奨励館利用時間:8:30~17:00

まとめ

東門駐車場のそばにあるキリンのオブジェ

【栗林公園の見どころ】

紫雲山を借景とした飛来峰から見る北湖、偃月橋、掬月亭

回遊式庭園の中心的な建物で、歴代藩主に愛された掬月亭

江戸時代の貴重な茶室である旧日暮亭

ウェブサイト:栗林公園 香川観光協会公式サイト

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