【勝間田城】の御城印や駐車場、三の曲輪の二重堀切、土塁などの見どころを紹介!

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お城

お城の紹介をします。

静岡県牧之原市の勝間田城です。

15世紀に勝間田氏が、牧ノ原台地に連なる尾根に築いた山城です。

勝間田氏は鎌倉幕府の御家人として、1331年の赤坂城、千早城の戦いの際には、攻城側と守備側の両陣営に分かれて戦ったとの記録が残されています。

1467年の応仁の乱の際には今川氏と対立し、1476年に今川義忠の攻撃により勝間田城は落城します。

現在でも本丸を中心とする曲輪群が良く残され、特に三の曲輪の二重堀切や土塁、東曲輪の五重堀切は必見です。

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勝間田城・基本情報、アクセス

所在地:〒421-0406 静岡県牧之原市勝田

城 主:勝間田氏

形 式:山城 連郭式

文化財史跡:静岡県指定史跡

日本100名城スタンプ場所:該当無し

勝間田城・駐車場

勝間田城駐車場

勝間田城の北側に専用駐車場があります。

5台ほど駐められる、無料の駐車場です。

トイレも完備していて、勝間田城のパンフレットもあるので、ありがたいです。

勝間田城・御城印

勝間田城 御城印販売場所(現地案内板より)

  勝間田城 御城印 1枚300円

勝間田城の御城印です。

勝間田城から南東にある、「扇松堂」というお菓子屋さんで販売されています。

勝間田城・縄張り

勝間田城縄張り図(現地案内板より)

勝間田城は牧ノ原台地の尾根伝い、標高100~130mの地点に築かれた山城です。

最高所に本曲輪、北に延びる尾根を掘削し広大な二の曲輪、三の曲輪を築いています。

三の曲輪の東の尾根には、二重の堀切を築かれています。

本曲輪の背後には堀切越しに、南曲輪を築き背後を強化、本曲輪東に延びる尾根には堀切を五重に築く事で、敵の侵入を防いでいます。

自然の地形を匠に利用して築かれた山城で、堀切を防御の重要なものとして効果的に利用されている事が窺えます。

勝間田城・登城道

登城道

駐車場から坂道を10分程登って行くと、勝間田城の入口にたどり着きます。

勝間田城・出曲輪

出曲輪

勝間田城の最初に表われるのが出曲輪です。

出曲輪は勝間田城の最前線基地として築かれた曲輪で、大手道から侵入してくる敵に攻撃する拠点です。

現在は出曲輪はお茶畑となっています。

勝間田城・三の曲輪

三の曲輪 虎口

出曲輪の先には三の曲輪があります。

三の曲輪の虎口の両側には土塁が築かれていて、虎口の道は坂道になっています。

三の曲輪の土塁上から、虎口に迫る敵を攻撃出来るようになっています。

この虎口の他にも、三の曲輪西側にも虎口が築かれています。

三の曲輪

三の曲輪の内部です。

三の曲輪は勝間田城で最も広い曲輪で、外周には長大な土塁が築かれています。

土塁

三の曲輪 土塁

三の曲輪の土塁です。

土塁は高さが1~2mあり、良好に残されています。

三の曲輪の外周をぐるっと囲んでいるので、壮観です。

二重堀切

二重堀切

三の曲輪の東の尾根には、二重の堀切が築かれています。

落差が2m程ある堀切が二重に築かれていて、圧巻です。

三の曲輪周辺の木々が伐採されているので、遺構がよく分かります。

出曲輪付近から見た、、二重堀切

出曲輪付近から見た二重堀切がある尾根です。

尾根の両側は切り立った崖になっていて、三の曲輪に登って行ける尾根には二重堀切があるので、敵は接近できません。

斜面の木々が伐採されて良く整備されているので、この尾根の存在感は圧巻で見どころです。

勝間田城・二の曲輪

虎口

二の曲輪 虎口①

三の曲輪の南側に、二の曲輪の虎口があります。

こちらの虎口の両側にも土塁が築かれていて、敵の侵入を防いでいます。

土塁の高さは2m程あり、形が非常に綺麗に保たれています。

二の曲輪 虎口②

虎口①の東側にも、二の曲輪の虎口があります。

こちらの虎口は臨機応変に対応する為の、サブ的な虎口であったかも知れません。

二の曲輪 内部

二の曲輪 内部

二の曲輪の内部です。

二の曲輪は三の曲輪に次ぐ大きな広さがあり、前面には土塁が築かれています。

建物跡

二の曲輪には1棟の礎石建物と、11棟の掘立柱建物が建てられていた事が判明しています。

中世の山城で礎石建物は珍しく、兵糧などの重量物を保管する為の建物であっと考えられています。

また、二の曲輪では、天目茶碗や青磁、銅銭(中国銭)などが出土していて、当時の城内で暮らしていた様子が窺い知れます。

勝間田城・東曲輪

堀切

二の曲輪と東曲輪を隔てる堀切

二の曲輪と東曲輪の間には、堀切が築かれています。

堀切の深さは2m、幅は2~3mある大規模な堀切で、東曲輪や本曲輪の防衛ラインとなっています。

東曲輪内部

東曲輪

東曲輪は本曲輪の東側に築かれた曲輪で、外周に土塁は築かれていません。

とても見晴らしの良い曲輪で、天気が良ければ富士山が見えるようです。

五重堀切

五重堀切(手前の大きな堀切)

東曲輪の東の尾根伝いには、五重堀切が築かれています。

五重堀切は大きな堀切が二箇所、小さな堀切が三箇所築かれ、尾根を登って来る敵を防いでいます。

勝間田城の見どころです。

五重堀切(後ろの小さな堀切)

堀切が五重連続で築かれているのは、大変珍しい遺構です。

これだけ良好に堀切が残されているので、見応えがあり必見です。

地面が波打っている光景は、お城好きにはたまりません。

木の椅子

東曲輪の椅子

東曲輪には木の幹を利用した椅子があります。

木の幹を器用に削って椅子の形になっていて、遊び心があり面白いです。

勝間田城・本曲輪

本曲輪

勝間田城の最高所に本曲輪があります。

本曲輪は二の曲輪や三の曲輪より小さな曲輪です。

本曲輪には石碑と祠が建てられています。

本曲輪の土塁

本曲輪の南側には土塁が残されています。

土塁は高さが2~3mで、L字の分厚いものとなっています。

堀切

本曲輪と南曲輪の間の堀切

本曲輪と南曲輪の間には、堀切が築かれています。

堀切は傾斜が急で、ほぼ垂直に切り立っています。

本曲輪の背後を守る重要な防御機構です。

勝間田城・南曲輪

南曲輪

本曲輪の南側には南曲輪があります。

南曲輪は本曲輪と同等規模の大きさで、西側にはL字の土塁が築かれています。

堀切

南曲輪背後の堀切

南曲輪の土塁の背後には、堀切が築かれています。

現在、堀切は少し分かりづらいですが、勝間田城の背後の防備も万全となっています。

最後に

三の曲輪の尾根

勝間田城は木々の伐採がされ、非常に遺構が見やすくなっています。

特に三の曲輪東尾根にある二重堀切と、東曲輪の五重堀切は必見です。

御城印も販売されているので、御城印集め、お城巡りに優しい山城です。

勝間田城ウェブサイト

 https://www.city.makinohara.shizuoka.jp/site/kanko/34888.html

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