二川宿本陣の駐車場や本陣、清明屋、駒屋などの見どころを紹介!

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雑記

愛知県豊橋市にある二川宿本陣。

二川宿は東海道五十三次の33番目の宿場で、三河国最東端の宿場町です。

二川宿の町並みは1.3㎞あり、本陣が1軒、脇本陣が1軒、旅籠が30軒程立ち並んでいました。

本陣は大名や公家が泊まる宿であり、旧東海道に残されている本陣は2ヵ所しかなく、その内のひとつが二川宿に残されている本陣です。

現在でも江戸時代の本陣の様子を目にすることができ、見どころです。

本陣の隣には1817年に建てられた旅籠屋 清明屋があり、庶民が宿泊する様子が分かり本陣との違いも面白いです。

また、本陣、清明屋の裏手には二川宿本陣資料館があり、江戸時代の宿場町の様子や、江戸時代の暮らしぶりを知ることが出来ます。

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二川宿本陣・基本情報、アクセス

所在地:〒441-3155 愛知県豊橋市二川町中町65

開館時間:9:00~17:00(最終入館は16:30まで)

入館料:大人400円・小中高校生100円・未就学児無料

休館日:月曜日・年末年始(12月29日~1月1日)

ウェブサイト:豊橋市 二川宿本陣資料館

二川宿本陣・駐車場

二川宿本陣資料館駐車場

二川宿本陣資料館の隣に駐車場があります。

30台程停められる無料駐車場があります。受付の先にトイレがあります。

二川宿本陣資料館

二川宿本陣資料館入口

二川宿本陣資料館では、東海道や二川宿に関する資料が多数展示されています。

江戸時代の旅人の所持品や旅程、食事、二川宿のジオラマ、本陣の調度品などが展示されており、当時の様子を知ることが出来ます。

資料館の隣の建物では江戸時代に関係する企画展も行われているので、要チェックです。

旅籠屋「清明屋」

旅籠屋 清明屋の入口(ミセの間)の様子

旅籠屋「清明屋」は1817年に本陣の東に建てられた庶民が宿泊する旅籠屋です。

建物は江戸時代以降は呉服屋や雑貨、薬局として利用されていましたが、平成14年の改修復元により、江戸時代末期の旅籠屋の姿になっています。

主屋内部の様子

清明屋は主屋、土蔵、裏座敷の建物からなり、主屋では江戸時代の生活用具や資料が展示されていて、江戸時代の様子を目で見る事ができます。

江戸時代の庶民の旅人の様子を感じ取ることができ、タイムスリップしたような感覚になります。

二川宿本陣

表門から見る本陣の玄関

二川宿本陣は東海道を通行する大名や公家などが宿泊する施設で、1807年から1870年まで本陣職を務めた馬場家の遺構です。

本陣は旧東海道に2ヵ所しか現存している内のひとつで、改修を経て当時の様子がそのまま残されています。

上段の間

本陣は主屋、玄関棟、書院棟、東土蔵、西土蔵の建物があり、旅籠屋よりも広い施設となっています。

天井が高い板の間や大名が宿泊する部屋である上段の間、本陣を管理する家族や使用人が使用する勝手座敷などがあり、見応えがあります。

商家「駒屋」

商家「駒屋」の入口

二川宿本陣から200m程東に離れた場所に商家「駒屋」があります。

1768年に俸手振りとして創業し、1770年に米殻の小売り店として駒屋が始まりました。

駒屋は主屋、離れ座敷、茶室、南土蔵、中土蔵、北土蔵、北倉の建物からなり、平成24~26年に改修復元工事がされて江戸時代末期から大正時代の様子が復元されています。

蔵カフェこまや

土蔵ではギャラリーや駄菓子、お土産店、蔵カフェなどがあり、憩いの場所となっています。

駒屋は無料で入ることが出来るので、二川宿本陣に訪れたら立ち寄りたい場所です。

二川八幡神社

二川八幡神社の鳥居

駒屋の近くには二川八幡神社があります。

1195年に鎌倉の鶴ケ丘八幡宮より勧請したことが始まりで、江戸時代には黒印地二石を受けた格式高い神社です。

二川八幡宮の拝殿

二川宿にあることから、旅人や公儀、役人などの多くの人々から崇敬された神社となっていて、二川宿を見守りました。

十月には神輿渡御の神事が行われています。

まとめ

二川宿本陣の表門

二川宿は東海道や二川宿の資料が多数展示されている資料館、庶民の旅人の様子が分かる旅籠屋「清明屋」、広大で格式高い本陣が見どころです。

商家「駒屋」では蔵カフェで一息休憩もできるので、ゆっくり散策するには良い場所です。

ウェブサイト:二川宿本陣資料館

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