養浩館 庭園の見どころを紹介!

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雑記

福井県福井市にある名勝 養浩館庭園(旧御泉水屋敷)。

養浩館庭園は福井藩主松平家の別邸で、三代忠昌の時(1623~1645年)に藩邸となりました。

福井城下を流れる芝原上水を引き込んで池を造り、御泉水屋敷となりました。

現在見られる姿になったのは七代昌明の時(1686~1703年)と考えられ、池を中心に数寄屋造りの屋敷が建てられ、藩主の休養や茶会、饗応の場として利用されました。

1184年に松平春嶽により「養浩館」と名付けられます。孟子の言葉である「浩然の気を養う」に由来しています。

1945年の福井空襲により建築物や植物は焼失してしまいますが、1993年に江戸時代の絵図を基に書院や庭園が復元されました。

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基本情報・アクセス

所在地:〒910-0004 福井県福井市宝永3丁目11-36

開館時間:3月1日~11月5日 9:00~19:00(入園は18:30まで)

     11月6日~2月末日 9:00~17:00(入園は16:30まで)

入館料:大人(15歳以上)220円

休館日:年末年始(12月28日~1月4日)

ウェブサイト:名勝 養浩館庭園特設サイト

養浩館庭園・園内

小亭「清廉」

池のほとりに佇む清廉

池の西側に小亭「清廉」があります。

池のほとりに立つ小亭は屋敷から見ると池の中に建てられているように見えて、庭園のアクセントとなっています。

近くには紅葉があり良い景観となっています。

屋敷

1823年の御泉水指図を基に復元された屋敷

池の東側には屋敷が復元されています。

屋敷は御座ノ間や御台所、御月見ノ間、御湯殿などの建物からなっています。

8年の歳月を掛けて復元され、遺構の上に直接建築されているので当時と同じ目線で池を眺める事が出来る様になっています。

御月見ノ間から見た池と小亭

屋敷は内部を見学する事が可能で、当時の藩主と同じ景色を見る事が出来ます。

御座ノ間や御月見ノ間からは2300㎡の大きな池や小亭、七重層塔、築山などが見られて、風情があります。

池越しに見る屋敷も良いですが、屋敷内部から見る庭園が一番の見どころです。

復元された御湯殿

屋敷の北側には御湯殿が復元されています。

御湯殿は蒸し風呂のある御湯殿と御上り場からなり、総ケヤキ造りとなっています。

内部には唐破風屋根の蒸し風呂があり、外からは屋根の上に煙出しがあります。

築山

築山と小さな石橋

池の北側には築山があります。

築山は小亭や七重層塔と共に池の表情を豊かにしていて、良い景観となっています。

庭園内を築山横の小道や石橋などを散策するのも楽しいです。

まとめ

石橋と御月見ノ間と大きな池

【名勝 養浩館庭園】

江戸時代の絵図を基に復元された屋敷群

御月見ノ間や御座ノ間から見る大きな池と小亭

ウェブサイト:名勝 養浩館庭園特設サイト

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